だいぶ前ですが

高校生の時の彼は運動部の大食い 部会忙しいからもちろんバイトもせず、たまのデートは完全割り勘 それは良い
ご飯は大盛り定食屋か大盛りありラーメン屋ばかりで、きっちり割り勘なのにさも「君が食べ切れないからよかれと思って」のていで私の半分食べる
私がミニラーメンでも半分食べる
たまにパスタありのカフェなんかにダブルデートで行こうものなら、私の口にはほんの数口しか入らずそれでも腹が満ちない彼は終日不機嫌
時がたちお互い就職して年齢的にも金銭的にも大人なホテルに入れるようになってもきっちり割り勘
サービスの朝ご飯を私がシャワー中にコソコソと頼み一人で完食

これが食い尽くし系かと知る前に未知なる恐怖から妖怪に見えて慌てて転勤でお別れしました 転勤先まで追ってくるお金は勿体なかった模様で、そこは助かった