>>182
まあこういうのも、「贅沢な悩み」のうちに入るんだろうか。

「三年片頬」という言葉を知っているかね。
男はやたらとおべんちゃらをいったり、ニヤニヤしたりヘラヘラしたりするもんじゃない。
三年に一回くらい、こう、頬がかたっぽだけ動いたか動かないかくらいでちょうどいいんだ、という意味の言葉だ。
(こういう言葉があるくらいだから、いわゆる当時の「常識ある男」は、もっとさらに笑顔の頻度が低いのだ)

この話を聞いて、「そんな石器時代の話など知らんよ」と思うか、
それとも「いまはわたしの彼氏くらいの頻度の男でも市民権を得られてる時代なんだ、それを喜ぼう」と思うか、
それはきみに任せよう。

あと、これは私が言うべきことではないかもしれんが、たとえば彼が君に「愛してるよ」という言葉を使うとして、
言われるきみのほうにも、ある種の心構えが必要なことは分かっているよね?