>>891
正解は知らんけど、デザイン以外に機能的な意味があるとしたら、こう予想する。

つまりこの手の強撚コットンの高密度織地は柔軟性や伸縮性に欠けるから、開口部の両端まで縫いつけてしまうとポケットに手が入りづらくなる。
そこでボタン留めにしておくことで、ボタン糸の足の長さ分の遊びと、それに加えてボタンホールの切れ目の方向には、その長さの分だけ可動性が確保されているので、その分上側の生地が浮くわな(そのために角の二等分線に沿ってホールが切ってある)。
そうやって厚手の手袋をしていても、手を入れたときに開口部に余裕を確保できるというように。
それと、これだと結果的に修理もしやすいし、力が逃げる分破れにくくもなる。ジーンズのリベット留めとは逆の発想かも知れないが。