初恋の時のあの女
あの女とさえ結ばれれば幸せやと言うのは幻想なんや
現実に今、目の前にその女が現れて話した瞬間に夢から覚める
あんなにいつもいつも想い描いてた理想はその時忽然と消え失せる
ああ、あれは幻やったんやとその時気付く
現実とはいかに酷であるか、身にしみて再認識する事であろう
そういう事例が現実には至る所にちりばめられている
それを知った時、人は何とも言えない哀しみに襲われるのである
虚しさともいうべき空虚
人生の虚しさはここにこそある