会社の隣の部署のおばさま事務員と付き合うようになった。
彼女は俺より12年上の四十半ばのようだ。
あまり美人ではないが、優しい人柄に好感を持っている。
ところが、彼女の職場にもストレスがあるらしく、それを聞いてあげることから始めなければならない。
どうかすると、私は会社を辞めたい、とかいっている。
涙をためたおばさまを抱いてあげるときは、親孝行のような気持になっていることだった。