まだ暗いトンネルの中にいる
時々灯りが灯ったようにも感じるし、でも気のせいだとまた暗い方へ歩いて行ってしまう
そこから出る気がそもそもないのかも知れない

彼の隣に座って彼の昔の話を聞いた
真面目な顔をして私の質問に答える横顔を見て
好きだなあってすごく思った
この瞬間の2人の時間は2人だけのものなんだ
そう思ったら「会ってる時以外の時間は存在してない」と思えた
この時間だけを繋ぎ合わせていけばいいのかなって
それがお互いの息抜きで、非日常で、2人だけの秘密
線を越えないでいられるギリギリのところを瓜をかじりながら暗いトンネルみたいだなと思いながら歩くわw