【3年間の】入学式の日、先生に一目惚れした【片思い】 [無断転載禁止]©2ch.net
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はじめてスレ立てをします。
いつもはまとめサイトで見る側だったので、読みにくかったらすみません。
過去のお話なのですが、心の中でずっとモヤモヤしていて吐き出したくてここに来ました。
簡潔にいうと、先生に一目惚れしたけど浮気相手として終わった話です。
当時のスペック。
私 高校一年生
相手 一回り年上の先生
書き溜めしてないので遅くなります。ごめんなさい。 多少フェイクも入れます。
高校の入学式、私は先生に出会いました。
一目惚れといっても特別なものではなく、ただ顔がものすごくタイプで、今まで出会った中で一番にかっこいいと思った人でした。
先生は私の担任ではなく、ある授業の先生であり、私の隣のクラスの担任でした。
なので会って喋れるのはその授業ぐらいで…
初めて先生と喋ったのは1回目の授業が終わった後。先生はすぐ女の子達に囲まれていました。やっぱり私以外にも先生に好意を持っている人たちがいるんだと思いました。
その女の子達が離れた後、私は先生に話しかけました。
私「先生彼女いるんですか?」
先生「ん〜?それはトップシークレットだ」
確かそんな感じの会話をしたと思います。
先生はこんな風に少し砕けた(いやかなり?)話し方をするので、それも女の子達に受けていたのかもしれません。 私の席は一番窓側。そこからは職員室がよく見えました。授業中や、休み時間はもちろんのこと、先生がいればずっと目で追いかけていました。
授業が終わった後は必ず先生と喋って、それだけでとっても幸せでした。
先生は少しチャラい(でも下品ではなく)というか、フレンドリーな方でした。スキンシップというほど大げさではないですが、肩を叩かれたり、そんな些細なことで私はいつもドキドキしていました。
私は男性経験があまりなく、付き合ったことがあるのは1人だけで、男子と喋るのも苦手でした。だからなのか、年上のかっこいい先生に優しくされて、それだけでもう大好きになってしまいました。 先生が好きな髪型を言えば、先生の授業の日にはその髪型をして、先生が好きな趣味があればそれを調べて話をできるようにして。
授業中もずっと先生だけを見ていました。
今思えば明らかな大好きアピールです…
大好きな趣味の話をする先生が大好きでした。笑った顔が子供みたいでとっても可愛かったんです。
でも先生は女の子に優しい先生で、私にだけ優しくしてくれる訳じゃない…
先生を好きになればなるほど苦しくなりました。
先生のことが好きだと言った女の子がいました。その子の方が可愛いし美人だし、二人で話し込んでる姿はとってもお似合いだな。私は先生と全然釣り合ってないなって毎日自己嫌悪していました。 先生を好きになっても叶わないし、好きでいるのは苦しいからもうやめようと思っていました。
ですがある日、私の友達が
「先生もうすぐ結婚するんだって!」と私に言ってきました。その子は私が先生のことを好きだとは知らないです。噂話を私にしてきただけなんです。
でも私はそれを聞いて涙が止まりませんでした。その日は体調が悪いと言って学校を早退しました。
その次の日、その友達が
「ごめん!昨日の話、嘘だったみたい」
と謝ってきました。
私はその話を聞いて、とっても嬉しかったんです。
もう悲しくて、死にたくなるくらいでした。
でも嘘だと分かって、もうどうしようもないくらい嬉しかったんです。
先生のことは諦められないんだと、その時思いました。好きなら好きで、気持ちがなくなるまで思えばいいと吹っ切れました。
人がいないので、
かなり寂しい自分語りになってますね;; 今日はここまでにします。
書き溜めて、続きを明日の夜に投稿しますね。
おやすみなさい。 先生は部活の顧問もやっていました(文化系とだけ)。私はその部活に入っていなかったのですが、先生と話したくて、その部活が終わるまでずっと待っていました。
その部活には友達がいたので(その子は私が先生を好きだと知っています)、その友達を待っていたという程で、先生に会う口実を作っていました。
今思えば高校一年生の間は、ほぼ毎日放課後通っていたと思います。そんなことをしていたのは私ぐらいでした。
そして、ある夏のテスト期間のことです。
テスト期間中の部活動は禁止なので先生と放課後会うことができなくなりました。
毎日通っていたのですごく寂しくて、どうにか会えないかと友達に相談したところ、
「先生に聞いてみるよ!」と言ってくれました。
そして先生からの返事をその子伝いに聞きました。
「ほんとはダメだけど、二人だけならいいよ」と。
先生には自分の部屋?みたいなものがあって、そこまで広くはないんですけど、そこに私と友達はテスト勉強なら良いという程で来てもいいことになりました。 先生には自分の部屋?みたいなものがあって、そこまで広くはないんですけど、そこに私と友達はテスト勉強なら良いという程で来てもいいことになりました。
テスト期間中、授業がおわり、みんなが帰る中、私と友達は先生のいる場所へ通いました。
でもテスト勉強なんてしませんでした。先生と将棋をしたり、たくさんお喋りしたり…
友達がたまに席を外す時、先生と二人きりになるあの瞬間がたまらなく好きでした。
狭い部屋で、近い距離で、私が話をすると先生が私だけを見てくれて。
先生のことを好きな生徒がたくさんいる中、みんなの知らない先生の時間を私だけが独占しているんだ。そんな風に思いました。 そんなある日、いつものように三人でまったりしているとふいに先生が
「かき氷が食べたい!」
と言いました。すると友達が
「いいお店があるの知ってる!」
と言いました。
そこから話はトントン拍子に進み、今度の休みに三人でこっそりかき氷を食べに行くことになりました。
(教師なのにいいの?と思う方もいると思いますがスルーでお願いします)
待ち合わせは駅から少し離れた人通りの少ない場所。向かうと一台の車が停まっていました。車を除くと、
「おっ、来たな」そう言って笑う先生が居ました。
後から友達も来るし、デートじゃないことはわかってたんです。わかってるんですけど、まるで待ち合わせをした恋人みたいでものすごく胸がときめいたことを覚えて居ます。私服姿もかっこよくて、夏なのに余計にクラクラしました。
そして少し経ってから友達も来たので、かき氷屋さんに向かいました。
かき氷が大きかったので三人で分けっこしました。でも私は緊張してうまく食べれず、落としてばかりだったのですが、先生が
「お前はほんと、可愛いよなぁ」
とニコニコしながら言って来ました。
顔に熱が集まるのがわかりました。
まるで子供に言うような言い方だったのですが、そんなこと考えられないくらい嬉しく、恥ずかしかったです。 そしてお店をでるともう遅い時間になっていました。すると先生が
「お前ら家まで送ってやるから車乗れ」
と私たちを送ってくれました。
距離が近かったのが友達だったので先に送り、そのあとは車の中で二人きりになりました。
たわいもない話をしました。時折隣にいる先生を見ると、運転している姿がとてもかっこよくて、でも見るのが恥ずかしく、私は外を眺めていました。
すると、先生が
「ごめん!寄りたいところある」そう言ってバイク屋さんの駐車場に車を止めました。
車から降りると、先生は嬉しそうに
「俺今度こう言うの乗って見たいんだよなー」
と言いながらお店の中に向かって歩いて行きました。
ワクワクしながらバイクを見る先生の後ろをついて行きました。好きなものを話したり、見たりする先生がやっぱり好きだと思いました。
店員さんから
「彼女さんですか?乗せてあげるんですか?」
なんて聞かれないかなぁ、と妄想したけどそんなことは無くお店を出ました。チョット期待した…
そして家まで送ってもらい、車から降り
「ありがとうございました。…また遊びたいです」
「タイミングが合えばな!」
そんな会話をしました。
「先生、気をつけて帰ってくださいね!」
「おう!」
ヒラヒラと手を振ると、先生は車を走らせました。私はそれが見えなくなるまで、そこにいました。 そして夏が終わり、季節はバレンタイン。
もちろん私は先生にチョコレートを準備しました。
先生はチョコをたくさんもらうと思い、大勢の中の一人になりたくなかった私はどうすれば先生の印象に残るだろうかと考えました。
それで私はバレンタインの1日前に渡すことを決めました。
でも、手作りが苦手な人もいるので市販のチョコを買いました。バレンタインなんて友チョコぐらいしか用意したことなかったので加減がわからず、かなり豪華なラッピングになったことを覚えています…
そしてバレンタイン前日の放課後。先生がいる部屋に聞き耳を立て、先生以外の人がいないことを確認して、ドアをノックしました。そして中からガチャリとドアが開くと、先生が顔だけだして
「…ん?◯◯◯?」(私の苗字だと思ってください)
「…はい。あの…先生に渡したいものがあって…」
「渡したいもの?」
「はい…あの、チョコレートを…」
私がそう言うと、先生は私が持っていた大きめな紙袋をみて驚いた顔をした後、私の後ろをキョロキョロとみた後
「ホラ、中入れ」
と言いました。 中に入ると同時に先生が言いました。
「えっと…バレンタイン?」
「は、はい」
「確かバレンタインって明日…だよな?」
そう言った先生の言葉を私は待ってました。
「…先生の一番になりたくて…」
(このセリフ!寝る前に何度も練習しました!ほんとに!)
私がそう言うと、一瞬驚いた顔をした後
「…そっか」と、すこし照れたように先生が笑いました。
「ちょっとラッピングが豪華になっちゃったんですけど…」
「おお本当だ!」
「これ、先生の好きな楽器の形したチョコなんですよ」
「ほんとだ…!食べるのもったいないなぁ」
先生の反応が嬉しくて、たぶんニヤニヤしちゃってたんだろうと思います。先生が私の顔を見ると、
「…◯◯◯、ありがとな」
と小さく、私にしか聞こえないくらいの優しい声で言った後、頭をぽんぽん、としてくれました。
「ど、どういたしまして!」
私はそう言ってすぐに部屋を出ました。
恥ずかしくて死にそうだったから。
そして次の日、案の定たくさんのチョコを先生はもらっていたので、前日渡す作戦は成功したんじゃないかと思います。 私の時は、教え子と恋愛関係になるのはマズイと先生は思ったらしく
「友人へ」と手紙を添えられた本をもらった。
国語の先生で小説を書いていたから、その本に先生の作品が載っていて...
(内容はナイショ。)
その後、教育実習に行って再会してつき合ったけど、今は「善き友人」ですね。 >>14
その小説の内容が気になりますね。
あなたと先生の物語…とかですか?
再会してお付き合いされたんですか!
お別れしたあとも良い関係でいらっしゃるんですね。羨ましいです。 バレンタインが終わると、先生の誕生日が近づいてきました。
もちろんプレゼントを用意しました。
ですが男性にプレゼントをあげたこともないし、ましてや年上の男性だったので何も思いつかず、デパートをウロウロしていました。
そして悩んだ挙句、花の造花がついたフレグランスを選びました。
選んだ花は、白いバラ。それとメッセージカード。
なぜこの花を選んだかというと、白いバラの花言葉が私から先生に対する気持ちにぴったりだと思ったからです。
先生が花言葉を知っていたかはわかりませんが… バレンタインの時と同じように先生は喜んでくれました。
今思えばフレグランスをもらってよろこぶ男性がいるのだろうかと、少し後悔をしています…
男性へのプレゼントってムズカシイ…
そのあとすぐホワイトデーになったのですが、この日は今でも忘れられない素敵な思い出になった日です。
ホワイトデーだからと言って、先生から何かお返しがもらえるとは思っていませんでした。だってたくさんの女の子からもらっているのを知っていたから。 なので私はとくに気にせず過ごしていました。
そして休み時間、廊下を歩いていると
「◯◯◯!」と先生から声をかけられました。
「?」
「あのー…」
「なに?先生」
「……あー、ごめんやっぱり何でもない!
じゃあな!」
何か言いたげな、でもなにも言わずに先生は歩いて言ってしまいました。
そして放課後になりました。
その日も部活が終わるまでまっていようと、教室で友達と喋っていました。すると、
「あ!◯◯◯ちゃん!」
隣のクラスの子が教室のドアの前で私の名前を呼びました。
「?なに?」
「先生が呼んでたよー!先生のクラス来てーって」
「え?私?」
「そう!とりあえず行ってあげてー」
その子はそれだけ言うと帰って行ってしまいました。 私は不思議に思いながらも化粧を直してから、その教室に向かいました。
教室のドアを開けると、夕日に照らされた部屋の中、先生が教卓の近くに立っていましたその光景が何だかドラマのワンシーンのようでドキドキしました。
私は、その先生の近くにいきました。
「えっと…呼び出して悪いな」
「ううん、大丈夫」
「……あー、その」
何だか言いにくそうに先生は喋っていました。すると
「…これ」
そう言って、一冊の本を私に渡してくれました。
「…?」
「ホワイトデー…と、誕生日のお礼…」
「え!」
「ホラ!誰かに見られたらまずいから早くしまえ!」
そう言われて、私は来ていたカーディガンの中に本を隠しました。
「…先生、ありがと」
「おう」
先生は少し照れ笑いを見せて、教室から出て行きました。 そういえば今日、私のことを呼び止めてたけどこれを渡したかったのかな?とか。
私に渡すだけなのに何であんなに照れてたんだろう、とか。
先生のことを好きなあの女の子はもらったのかな?私だけなのかな?とか。
そんなことをいろいろ考えて、ずっとニヤニヤしてました。
私の先生大好きアピールは無駄じゃなかったんだと、もっと先生を大好きになりました。
でもその日から、私は先生のことを好きでいることが辛くなりました。先生にも私のことを好きになってほしいと、そう思ってしまったんです。 そして数日後の放課後。
私はいつものように先生の部活が終わるまで待ち、終わったあと少しの間先生と喋って、下校時刻になると学校をでて、校門のところで私が先生のことを好きだと知っている友達と恋話をしていました。
辺りはすでに真っ暗闇。空には星が見えました。
ここのタイミングで話しますが、先生は音楽の授業担当です。
もう帰ろうかと友達と話していると、音楽室からピアノの演奏が聞こえて来ました(校門から音楽室はとても近かったので)。
私は先生の弾くピアノが好きでした。先生が真剣な顔をして弾くピアノが好きでした。それを聴いて、無性に先生に会いたくなりました。先生に想いを伝えたくなりました。
「…私、先生に告ってくる」
「は!?いまから!?」
「うん!」
私はそこから走りだしました。 そして音楽室の扉の前まで来ました。ピアノの音がすぐそこから聞こえました。
でも、あと一歩が踏み出せず、15分くらいそこに立っていたような気がします。
でも、意を決して、扉を開けました。
「◯◯◯!?」
「先生…」
「どうした?こんな時間に。まだ帰ってなかったのか?」
「えーと、忘れ物した」
「おお、そうか」
「うん」
そう言って私は音楽室でいつも座っている自分の席に近づき、物を探すふりをしました。 「あったか?」
「うん」
「じゃあ早く帰れよー」
「…はあい」
何だか勇気が出なくて、音楽室の扉に手をかけました。私は先生に背を向けたまま言いました。
「先生」
「ん?」
「…あの」
「なんだ?」
「あの」
「うん」
「…その、あの」
「なんだよ〜」
「…また明日!」
私は音楽室から出ていきました。
結局、告白は出来ず、その日は涙が止まらないまま帰路につきました。
続きは月曜日ぐらいにしようと思います。
レスをくれた方ありがとうございます。 なんかわかる。
卒業遠足でディズニーランドに行った時に、好きな先生と一緒にまわって、写真を撮ってもらったなぁ。
友達と担任の計らいでかなった夢。
夢と魔法の国でいい思い出ができたよ。 >>14の小説の内容は、
まあ、普通のものだったけど
わたしに対するメッセージかなと思えるところがあったので、読み返しては「もしかして、先生も同じ思いを持ってるのかな?」とひたっていましたよ。
1さんの続きを楽しみにしています。 >>25
素敵な思い出ですね。
先生と遠出なんてしたことがないので
羨ましいです… >>26
そんな贈り物をもらえるなんてなかなか無いですよね!先生の思いの大きさが感じられます。
レスをいただけてとても励みになります!
ありがとうございます。 その日から私は、先生を好きでいることがたまらなく辛いことになり、叶うならもうやめてしまいと思っていました。
そして…
気づけば進級の季節になりました。
私の高校では二学年になると受けたい授業によってクラスが変わって来ます。
詳しい内容は控えますが、私は先生が担任のクラスになりたかった…
そんな不純な動機でクラスを選びました。
ですが、何クラスもあるため、必ずしも先生のクラスになる訳ではありません。神様なんて信じませんが、この時ばかりは神頼みをしました。
もし先生が担任になるなら、もう少しだけ先生を好きでいよう。
もし担任でないなら…好きでいるのはやめにしよう、そう決めました。
そして結果は…
先生は私のクラス担任にはなりませんでした。 一年生の時と同様、先生は私のクラスと隣の担任になりました。
私は先生に話しかけることをやめました。
授業後のお喋りも、放課後の部活後遊びに行くことも、廊下ですれ違った時に話しかけるのも、先生が読んだと言った本を図書館に借りに行くことも、先生を目で追うことも…
全てやめました。
全てやめれば、先生への気持ちも冷めると思いました。
私は何に関してもゼロか100かでしか考えることが出来ず、半端なことはできない性格でした。
私はそれを、二年生の間ずっと続けました。 不思議なもので、見なければ、聞かなければ、時間とともに気持ちは落ち着いていきました。
このまま先生の事も忘れられる。
私は彼氏を作りました。
同じくクラスの男の子です。
顔が好きでした。でもあまり喋ったことはなかったです。
メール交換をして、そのまま付き合いました。
ある日のお昼休み。
先生が私のクラスに入って来ました。
ちょうどドアのところで鉢合わせしました。
「おっ、◯◯◯。なんか久しぶりだな」
「あはは…そうですね」
「聞いたぞ?お前、彼氏できたんだって…な」
まさか先生からそんな事を聞かれるとは思っていなくて
「あ、ああ、うん、まあね」
動揺しながら答えたのを覚えています。
「あー…そっか。…うん、よかったな!」
「は、はい」
「うん!じゃ、じゃあな!」
先生とはそこで会話が終わりました。 先生の表情や、言葉。
その全てが私の気持ちをモヤモヤとさせました。
3ヶ月付き合って、その彼氏と別れました。
一方的にふりました。
申し訳ないと、今でも思っています。
二年生になってからの先生との会話はこれぐらいしか印象に残ったものはありませんでした。
そして、季節はまた、進級です。 三年生になるとまたクラス替えがありました。口ではどうでも良いと言ってはみるのですが、先生が担任になる…そんな期待がありました。
クラス替えの発表がされる、ほんの数日前。
お昼休み、先生の部活に入っていた友達が私の元へやって来ました。
「ねぇ◯◯◯!聞いて!」
「何?」
「私と◯◯◯、先生のクラスだよ!」
友達の言っている意味がよくわかりませんでした。まだ発表もされていないのに。
「…どういうこと?」
「私、先生から聞いちゃったの!秘密だけどね?クラス替えのメンバー少し聞いたの!」
私すぐ先生のクラスへ向かいました。 教室を覗くと、先生がクラスの女の子達と一緒にお喋りをしていました。
「先生!」
「ん?…◯◯◯??」
「話があるから来て!」
私はそう言って、先生を廊下に連れ出しました。
「先生、クラス替えのこと…」
「あ〜…あいつに聞いた?」
「さっきね」
「本当は喋ったらいけないんだけどな…」
「私、先生のクラスなの?」
「…ああ。俺の力でお前を俺のクラスにした!」
そんな風に、先生はおちゃらけながら言いました。
「なにそれ、たまたまでしょ!」
「いや!ほんとだって!」
「なにそれ…」
「いや!ほんと!ほんとに!」
久しぶりに先生と喋りました。
なんとも言えない幸福感に包まれました。
好きだと、思いました。
そしてクラス替え当日。
ドアを開けて入って来たのは、まぎれもなく先生でした。 私はニヤニヤする顔を抑えながら、先生の話を聞いていました。
これから一年間、先生が私の担任になるんだと、嬉しいような、悲しいような、そんな気持ちになりました。
私は先生のことを諦めようと決めたのです。でもこうしてまた、先生と接点が出来てしまった。
三年生となると先生との個人面談がおおくなります。
一緒にいる時間がある程、先生を意識してしまうのです。
でも口では先生なんてどうでもいいと、自分に言い聞かせるように、友達にも話していました。
叶うわけのない恋愛をするよりも、自分の身の丈にあった恋愛をするべきだと思うのです。先生を思うだけ、時間の無駄だと思いました。
好きだと思う気持ちを隠して、先生と接しました。必要最低限、二年生の時と同様、接さないようにしました。
たぶん、その気持ちが散り積もったんだと思います。
ある日、爆発した気持ちを先生にぶつけてしまいました。
理由を詳しくは言えませんが、先生と大きな声で喧嘩をしました。
私は泣きながら、大きな声で、先生を罵倒しました。
その日から、さらに先生とは話さなくなりました。先生も気を使っていたのか、私にあまり話しかけなくなりました。 先生に謝りたい気持ちもありました。
ですが、もう話したくない、声も聞きたくない、顔も見たくない…
…先生なんて大嫌いだと、その日から思い始めてしまいました。
ですが、先生と接することができないことを正当化するための理由にすぎませんでした。
愛と憎しみは紙一重、どこかでそんな言葉を聞いたことがありますが、まさにその通りでした。
あんなに好きで好きで仕方がなかったのに、死んでしまえと、そう思えるくらいの憎しみを持ってしまいました。
先生を見るたびにイライラしました。先生が何かをしゃべるたび、耳を塞ぎました。先生の全てが憎かったです。
手に入らない気持ちを憎しみで紛らわしていたんだとおもいます。
そして、この時の私はとても情緒不安定でした。
先生と接することがなくなり、数ヶ月が経ちました。
その時の私は二年生の時と同様に、先生を見ることなどをしなくなっていて、自分の中では先生がいないかのように過ごしていました。 不倫相手・遊び相手・ご飯友など
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毎日2,3人に送ることを想定しその大元の文章をつくっておきます。
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『最近はポケモンGOにはまっています。』
と書いてあれば定型文の最後に自然な形で
『僕も最近かなりはまってましてついにラプラスをゲットしましたよ。出現場所や捕獲した方法など教えましょうか?』
というような彼女宛のメッセージに見せかけた文章を付け足します。
つまり定型文+オリジナルメッセージというようにします。
そのほうが返事が来ます。
ネット系出会いが上手くいかない人はこのような段階で1人に執着して追いすぎる人です。
無理と感じたら即次の女性を探しましょう。
ここですべきことは相手が自分と趣味や考え方で共有できる部分が多いとみせることです。
簡単にいえば趣味があう、気が合うようにみせるわけです。
ある程度話が進んでいけばそのうち自然に会う流れになります。会ってしまえばほぼ成功と言えます。相手は既にあなたの内面に興味を持ってるわけですから。 ある日の放課後。
私はふと、音楽室に行こうと思いました。
そこには先生がいます。
会いたくない先生がいます。
嫌いだと思っている先生がいます。
なのに、突然そう思いました。
音楽室に行くと部活は終わっていたのか、部員がグダグダとしていました。
私は扉をあけ、中に入りました。
一年生の時に通っていた時の顔なじみのメンバーがいました。
そして二年間でたくさんの部員が増えていました。
たくさんの人の中、床にあぐらをかいて、私の知っていた部員の人たちと先生が喋っていました。
その先生の背中を見た途端、私は先生の後ろに座り込み、抱きしめました。
自分でもなんでそんなことをしたのかよくわからないのです。ただ、本能的に?…と言えばいいんでしょうか、衝動的にそんなことをしてしまいました。 うお!と先生の声が聞こえて。
え?と後輩たちの声が聞こえました。
先生の隣にいた顔なじみの先輩が
「先生、◯◯◯ちゃんっすよ」と言いました。
「◯◯◯!?」
そう言って先生はふり向こうとしました。でも私は先生を後ろから抱きしめたままなので、先生はうまく振り替えれなかったみたいです。
そのまま先生の体温を感じました。どんどん熱くなる先生の体にドキドキしました。 「お、おい…◯◯◯。離しなさい…」
「やだ」
「や、やだって…」
先生の首元に顔を近づけて、スゥっと、匂いを嗅ぎました。すこし汗が滲んでいました。
パリッとしたシャツに頬ずりしました。
綺麗にセットしてある先生の髪の毛に触れました。
先生がこちらを向くたび、わざと顔を近づけました。そのまま、キスをしてしまいそうな、そんな距離でした。
「先生、◯◯◯ちゃんに好かれてますねw」
「おま!そういうこと…」
「先生、まんざらでもなさそうな顔して言わないでくださいよw」
「おーまーえーなー!w」
そんな会話を聞きながら、ずっと溜まっていた気持ちを、そこで充電しました。
後輩たちがザワザワしているのも気にしないで、ずっと先生にくっついていました。
お腹に回した私の手を、そっと外そうとして、そのまま触れていた先生の手が嬉しかったです。
今思えば先生相手に、頭がおかしい行為だったと思います。ですが本当に、ただ衝動的にやってしまったことでした。
そこにいた先生を見て、どうしようもなくなってしまいました。 >>44
レスありがとうございます。
励みになります! >>45
レスありがとうございます!
まだ書きためていないのでごめんなさい。
明日の夜、続きを更新しますね。
また明日きてください。 読んでくれている人がいると思うと嬉しいです。
ありがとうございます。 >>49
ありがとうございます!
書いていきますね。 その日からまた先生と話せるようになりました。そうなれて嬉しかったです。ずっと先生と仲直りがしたいと思っていました。なぜなら…
もうすぐ卒業式を控えていたからです。
時間がたつのは早いもので、気がつけば高校生でいる三年間が終わろうとしていました。
私の学校では卒業式をする数日前に、三年生を送る会というものを全校生徒で行います。希望がある生徒がいれば何か出し物をステージ上ですることができました。
私は仲のよかった友達と出し物をしようとなりました。内容はダンスだったのですが、インパクトに欠けると言う事で、先生も一緒にやったらどうだろうと言う意見が出ました。 そんな流れで、私は先生と一緒にをやることになりました。
ダンスは練習が必要です。なので放課後何度もみんなで集まり、練習をしました。もちろや先生も一緒です。
先生と同じ時間をたくさん過ごしていると、何だか一年生の頃を思い出しました。
そして送る会当日。
私たちのダンスは大成功でした。
満足しながらステージを降りました。
そのあとは他の人の出し物を見たり、色んな先生が歌ったりととても楽しい時間を過ごしました。 そして会も後半に差し掛かった頃。
ステージ上にスクリーンが降りて来ました。
そして始まった動画は、三年生の担任をしている先生達からのビデオメッセージでした。
先生達からの言葉はとても胸にくるものがあり、少しだけ涙ぐむ場面もありました。
そして、画面には私の担任、先生の顔が映し出されました。 先生はいつもの調子で、砕けた話し方をしながら「お前らの卒業式では絶対なかん!」なんて言って会場を沸かせていました。
ああ、先生らしいな。
そんな風に思いながら見ていました。
「そして…この場を借りて俺からお前らに重大発表がある!!!!!」
そんな先生の言葉に、私は嫌な予感がしました。
「この度…
結婚することになりました!!!!!」
画面の中の先生は笑顔でそう言いました。 その時の事はよく覚えています。
全身の血が止まったような感覚。なぜだか呼吸がうまくできなくて、とても苦しくて。
今にも涙が出そうで。
その後も他の先生達のメッセージが続きましたが、その間私はずっと先生を横目で見ていました。
暗い会場の中、私の目線なんてわかるわけないのに。
気づいて欲しいと思いました。
でも、先生が私を見る事はありませんでした。
そしてビデオが終わると同時に、送る会も終わりました。
先生の号令で、各クラス列になり、教室に戻って行きました。
その後は放課後だったので、ほとんどの生徒は帰って行きました。 そうきたか!
私の好きだった先生は「ヒモになりたい」と言ってた。
私、ちょっとダメ男が好きなのよ。 教室では女の子に囲まれた先生が嬉しそうにしていました。
「先生!あたし聞いてないんだけど!」
「だって言ってねーもんw」
「先生おめでとー!」
「おーありがとなー!」
いてもたってもいられなくて、誰もいない空き教室に行きました。
窓のカーテンにくるまりました。
その瞬間、声を出して泣きました。
なんでなんで?どうして?
頭の中で先生の顔が、結婚しましたと言って笑う顔が頭に浮かびました。
三年間のことを思い出しました。
諦めようとしたのに涙が止まらなくて、頭が痛くて、胸が苦しくて…
窓から夕日の光が差し込むまでそこで泣いていました。 結婚したって誰と?いつから?私と出会う前から?どんな人?綺麗な人?
たくさんの疑問が出て来ては、涙とともに流れました。
中途半端に想っていた私の気持ちは、急に崖から突き落とされたかの様に終わりました。私の気持ちなんて関係なしに、私の片思いは終わってしまったんだと思いました。
後悔しました。もっとこうしていれば。もっと可愛くなっていれば。もっと話せていれば。
…告白をしておけば、と。
そんな無駄な後悔を永遠としていました。
そして、私は卒業式を迎えました。 卒業式の最中、みんな泣いていました。友達と抱き合いながら、みんなと会えてよかったと泣いていました。
私も泣きました。友達のことなんてこれっぽっちも考えず、ずっと先生との三年間を走馬灯の様に思いだしていました。このまま死んでしまいたいと思いました。
ふと先生の方を見ました。
ビデオメッセージでは泣かないと言っていた先生が、必死に涙を拭っていました。
その姿を見てまた涙が出ました。
そして、卒業が終わりました。 みんな帰らずに、教室で友達と写真を取り合ったり、卒業アルバムにメッセージを書きあったり…
私も友達と写真をとりました。でも、卒業アルバムには誰からもメッセージをもらいませんでした。
メッセージ描くよと言ってくれた友達には、もうしまってしまったと言いました。
教室で、みんなが帰って行くまで待ちました。友達と帰る約束を破りました。
そして、教室に数人しか残っていないその時、私は先生に声をかけました。 「…先生」
「おっ、◯◯◯。卒業おめでとうな」
「先生泣いてたでしょ?見たよ」
「な!泣いてねーよw」
「うそw私見たもん!」
「あれはー、アレだ。あのー、目にゴミが入った!」
「はいはい…ね、一緒に写真とろ?」
「お、いいな」
私はケータイを取り出し、カメラを開きました。
先生が私にぐいっと近づいて、どキリとしながらボタンを押し、パシャリと一枚だけ先生と写真を撮りました。
「それ送ってよ」
「どうやって?」
「LINE。やってるだろ?」 三年間ずっと聞きたかった先生の連絡先。
まさか先生から教えてくれるとは思いませんでした。
「…うん。やってる」
「じゃあ教えて」
その場で先生のLINEを登録しました。
「じゃあ、送っておくね」
「よろしく〜」
「あっ、あと!あの、さ」
「ん?」
「……卒業アルバムに、メッセージ…欲しい」 緊張しながら言ったその言葉に、先生は「まかせろ」と、私の手からアルバムをヒョイと取りました。
なんのメッセージも書かれていない、真っ白なページを先生が開きました。
そこに込めた私の気持ちに気づいてくれる様にと、祈りました。
先生はペンを持つと大きな字で、ページいっぱいに書いてくれました。
その内容を伝えたかったのですが、卒業アルバムを捨ててしまって、内容も忘れてしまいました。
たしか、大きな文字で当たり障りのないメッセージを書いたあと、小さな文字で嬉しいことを書いてくれたのは覚えています。 「…先生ありがとう」
「どういたしまして」
先生が好きでした。大好きでした。
そんな言葉が喉から出かけて、
「…じゃあ、さよなら」
私は教室を出ました。 >>56
ヒモになりたいw
甘えたがりな先生ですねw
ダメ男が好き、ですか…
確かにどこか惹かれるものがあるのは
なんとなくわかる気がします。 今日はここまでにします。
また書き溜めて、明日にでも書き込みますね。
おやすみなさい。 半分ぐらいは語り終えたんじゃないかと思います。思っていたより長くなってしまいました…
では続きです。
そしてその日の夜、私は悩みました。
諦めようともがいていたけど、結局先生を好きでいた三年間。
何もせず、想いを伝えず、終わらせてしまうのは何だか勿体無い様な気がしました。
先生のこと三年間、ずっと好きだったんだと伝えたくなりました。
だから私は先生に一目惚れしてからこの三年間の先生との思い出や、今まで感じていた気持ち。そして、結婚してしまったけれど、それでも先生が好きだったという事を、かなり長い文章でLINEを送りました。 「この三年間、私は先生の事が大好きでした。先生といる時間が本当に幸せでした。笑っている先生も、ピアノを弾いてる先生も、全部が大好きでした。
結婚すると知った日、自分でも驚くくらいに涙が出て、苦しくて仕方がなかったんです。
でも先生が選んだ人です。先生、幸せになってくださいね。
先生と出会えて良かったです。
本当に三年間ありがとうございました」
何度も何度も読み返して、変なところがないか確かめて、本当にこんなこと送ってしまってもいいのか悩んで。
結局送るのは深夜になっていました。
意を決して、LINEを送信しました。
すると少したってから既読がつきました。 心拍数が上がりました。
どんな返事をしてくれるだろうか?気持ち悪がられないかな?
LINEの画面を見つめたまま不安でいっぱいになりました。
しかし、いつまでっても返事が来ませんでした。ドン引きされたんだ…そう後悔をした時
ポン
と、通知音がなりました。
急いで画面を見ると、そこには私と同じぐらいの長さの文章が送られて来ていました。
そこには先生も私と同じ様に、私との三年間の思い出を綴っていました。嬉しくて嬉しくて、涙で画面が滲んで見えました。 俺も初めてお前を見た時、正直可愛いと思ってたんだよ。
一生懸命話しかけてくれたり嬉しかった。
俺の好きな髪型にしてくれたり、バレンタインのチョコレートくれたり、ありがとうな。
お前に彼氏が出来たって聞いた時、本当は嫉妬してたんだ。
お前の気持ちには気付いていたけど、俺は先生だから。
でも、◯◯◯と同じ気持ちを持っていた時もあったんだ。
生徒によく好かれる俺だけど、お前みたいに三年間も想ってくれるやつなんていなかった。
本当に、ありがとう。
もう随分前のことなのであまり覚えていませんが、確かこんな風なLINEをいただきました。 嬉しくて、嬉しくて…
私の気持ちが報われた様な気がしました。
嘘だとしても、先生が私と同じ気持ちを持ってくれていた…
それだけで生きていける気がしました。
でも、私にはあと1つ。
あと1つだけ、叶えたい事がありました。
先生にLINEを送りました。
「先生、ありがとう。
…あのね。最後に1つだけお願いがあるの」
「なんだ?」
「先生が結婚式をあげる前に。先生が結婚してしまう前に、一回だけ二人で遊びたい」
贅沢だとは思いました。
でも、誰かのものになってしまう前に一度でいいから先生と二人だけで遊びたいと思いました。
でも先生はもうすぐ結婚式を控えている…
忙しいだろうから、駄目元で言ってみたんですが…
「いいぞ」
と、一言。拍子抜けでした。
そこからは早かったです。
空いている日にちをお互い確認して、その日に先生が迎えに行くと言ってくれました。
そして、すでに深夜を回っていたので、LINEはそこで終わりにしました。 そして当日になりました。
私はその日、一番お気に入りだったニットのワンピースを着て、ニーハイブーツを履きました。私なりに、先生に釣り合う様にと選んだ大人っぽい服でした。
そしてケータイに先生からLINEで「ついたぞ」とメッセージが届きました。
私はドキドキしながら家を出ました。
外に出ると見慣れた先生の車が停まっていました。私は駆け寄り、ドアを開け乗り込みました。
「先生、迎えありがと」
「おう!」
「今日どこいこっか?」
「取り敢えず遠いところ。しばらくドライブするぞ」
フッ、と笑って先生は言いました。
私たちを知る人がいない場所ならどこへでも行きたいと思いました。 少し車を走らせると見慣れない景色が広がっていました。本当に知り合いがいなさそうな場所でした。
「お腹空いたろ?飯食うか」
先生がそう言って、近くのカフェに入りました。
「俺ここたまにくるんだよ」
「へぇ〜そうなんだ」
「じゃあ何頼む?」
「…お腹空いてない」
「少しもか?」
「うん」
「少しでいいから食べろ!」
先生はパスタを2つ頼みました。
注文した後、向かい合わせでいるのが何だか恥ずかしくてずっとソワソワしていました。
でも先生と喋るのはやっぱり楽しくて、今この時間が現実だとは思えませんでした。
だって先生が。あの先生が。私の大好きな先生が、私と二人で…
しばらくすると注文していた料理がテーブルに並べられました。 「ほらほら、お腹空いてるだろ?」
「…うん」
先生に言われるがまま、口をつけました。だけど味が全くわかりませんでした。今自分が何を食べているかわかりませんでした。
それぐらい、緊張をしていたのです。
「◯◯◯って少食だった?」
「そうじゃないけど」
「ならなんで食べないんだよ?」
「………気持ちが」
「ん?」
「…気持ちが、いっぱいだから」
「気持ち?」
「……緊張、してるから」
すると先生は、少し驚いてから
「ふ〜ん」
と、ニヤニヤしながら私をみていました。 「な、なに…」
「んーなんでもない!」
好きな人に食べている姿を見られたくないと思うのは私だけでしょうか?
お互いに向き合って、自分の食べている姿を見れながらの食事…
もしこぼしてしまったらとか、いろいろ考えると緊張してしまうし、今この時間が最高に幸せだし、なんだかいろんな感情がごちゃついて、気持ちもお腹もいっぱいになっていました。
食べ終わり、店を出て車に乗り込みました。 そして戻った車の中で、先生に手を繋がれました。
「エッ!?」
「www」
驚いて変な声が出ました。
そんな私に笑いながら、先生が手を恋人つなぎに変えました。
「お前はほんと可愛いよな」
もう頭が回りせんでした。
私はあわよくば手をつなげたらな…なんて考えていたので、嬉しかったし、なによら先生から繋いでくれたことに驚きました。
手は繋いだまま、先生はまた車を走らせました。 ごめんなさい。涙が止まらなくなりました。
今日はここまでにします。
更新が遅くてごめんなさい。 泣きたいときは泣いてもいいんだよ。
気長に続きを待つから。 >>78
そんな優しい言葉をもらえるなんて思っても見ませんでした。ありがとうございます…
つまんない話だとは思いますが、ぜひ最後まで付き合ってもらえると嬉しいです。 そして次は映画を観に行こうと、近くにあるデパートに行きました。
でも先生は私の何歩か先を歩いて行きます。地元から離れた場所にきてはいるのですが、やっぱり私と二人でいるところを誰かに見られてはまずいと思ったんでしょうね。
ついさっきまでは手を繋がれていたのに。
離れた先生の背中を追いながら悲しくなりました。
すると先生が急に立ち止まり、私の方へ戻ってきました。
「知り合いっぽいやつがいた。戻るぞ」
私の横を通り過ぎながら、そう小声で言ってそのまま歩いて行きました。
その後を早歩きで追いかけました。
車の中に戻ると先生は「ごめんな」と私の手を握りました。
「大丈夫」
そういうしかありませんでした。 また車を走らせました。
気づけば外はすでに日が傾きかけて、空がオレンジ色になっていました。
「漫画喫茶でもいくか」
「うん」
結婚前の人と二人きりになれる場所なんて早々なくて、小洒落た場所に行くこともできません。でも私は先生と一緒ならどこでもいいと思いました。
漫画喫茶について部屋を選びました。二人で寝転がれるタイプの部屋を選びました。
二人で部屋に入りました。漫画喫茶に行ったことのある人なら想像ができると思うのですが、部屋と言っても本当に二人で足を伸ばせる程度のスペースしかありません。
わかってはいたのですが先生との距離感が近く、何だか先生の顔が見れなくて私はパソコンで映画を探すふりをしました。 「先生はこれ見たことある?」
「んー?どれどれ」
パソコンの前に座っていた私のすぐ後ろから先生が顔を近づけてきました。
その時点で、あの日の私と同じように私の事を後ろから抱きしめるような体制に先生がなっているのだと気が付きました。
頭がいっぱいで、気持ちがいっぱいで、うまく息ができなくて、必死にパソコンとにらめっこをしていました。
すると、
「◯◯◯」
私の名前を優しく呼んだかと思うと、私の体を抱き寄せたんです。
訳が分からず、私はそのまま固まりました。文字通り思考が停止しました。
だってこんなことになるなんて思ってもみなかったから。先生と二人で遊んで、ただそれだけだと思っていたから。
今の状況が、私には整理ができませんでした。 私はずっと大好きだった先生になぜか抱きしめられていて、でもこの人はもうすぐ結婚式を控えていて、なんで?なんで?どうして?
グルグルと考えながら、背中にジワリと汗が滲みました。すると先生が
「こっちに体向けて」と言ったので、ゆっくりと体制を変え、先生と向き合いました。
あの時のことは今でもよく覚えています。
先生の目が真っ直ぐと私を捉えていました。私はその目を見て、何故だか体が石みたいに動かなくなって、スローモーションのように先生の顔が近づいてきました。ゆっくり、ゆっくり。
先生が私の目の前で目を閉じたと思ったその瞬間、柔らかくキスをされました。 私は目を開けたまま、呆然としていました。先生が私から離れたその瞬間。
私は声を出して泣きました。
嬉しいのか、悲しいのか。なんで私にこんな事をするんだとか。なんで先生は結婚してしまうんだ、なんで私じゃないんだ。なんで…
頭の中の思考が一気にオーバーヒートしたかのような感覚に襲われました。なぜあの時泣いてしまったのか今でもよくわかっていません。でも何故だか涙が溢れてしまいました。
まだ高校卒業したての幼い精神では受け止めきれない、初めての感情でした。
泣いた私を先生は抱きしめました。先生のシャツに私の涙がポタポタと落ち、黒いシミを作りました。そのまま私が泣き止むまで、先生はずっと私を抱きしめていました。 しばらくして泣き止むと、今度は私を自分の足の間に引き寄せ、また後ろから抱きしめてきました。
なんだか、変な空気を感じました。
きっと男性経験が多い方なら予想がつくんでしょう。でも私は手を繋がれただけでも驚いてしまって、その時のなんとも言えない先生の空気感を感じてはいたのですが、うまく察することができませんでした。
そして先生の口から出たセリフ。
もうわかる人にはわかると思います。
「…ホテル、行こうか」
そう耳元で言われました。
私は驚いて、反射的に思わず先生から離れました。 「…なに、え?なに?」
「聞こえなかった?」
まさか、先生がそんな事を私に言う訳ない。聞き間違いなんだと思いました。
「…聞こえなかった」
「あー…だから
…ホテル、いかない?」
もう一度聞き直しても変わらず、先生は確かにそう言いました。
先生は目鼻立ちがしっかりとしていて、綺麗な顔をしていました。学生時代はいろんな女の人と付き合ったりしていたと、誰かに話しているのを聞いたことがあります。先生は女の人が大好きだとも言っていました。
そんな先生だから、そういう事を言うんだと思いました。
でも私はそれが大人たちの恋愛の仕方なんだと思いました。私の思い描くような純愛ではなく、テレビや本で見たことがあるような、そういうのが大人の恋愛なんだと思いました。 「…な、なんで?」
「なんでって…」
「なんで…?」
私がそう言と先生は
「いや…お前もそういうつもりで俺のこと誘ったんだと思ってたんだけど」
と言いました。
「な訳ないじゃん!!!
一緒に車乗るだけで緊張するし、ご飯だってうまく食べれないし、手だって繋がれると思って無かったし!!それに…!それに…」
「わかった、わかったから…」
また先生に抱き寄せられました。何だか抵抗できなかった自分が悔しく思いました。また泣けてきそうで、必死に歯を食いしばりました。
でもそんな私に先生は優しくいうのです。
「…でも、俺はお前のことを抱きたいんだ」
漫画やドラマでしか聞いたことのないセリフに、頭が痺れました。 心が揺れました。
三年間思い続けた先生とそうなれる。
そんな夢見たいな話あるのでしょうか。
この状況でさえ信じられないのに、さらにその先が…?
でも、それをしてしまうことによって、私の先生へのこの気持ちが、なんだか汚れてしまうような気がしました。
だから私は
「…生理だから」
と、はっきりとは断れず、そう言いました。
生理なら先生も諦めるだろうと思ったからです。
でも先生は予想外な事を口にしました。
「そうか〜…でも、もう少し二人でいたいしさ。何にもしないから行こうよ」
そう言いました。何もしないから行こう、その言葉に騙されるなとテレビで誰かが言っていた気がしますが、その時の私は「それならいいか」と思ってしまったのです。
「…ほんとになんにもしない?」
「しないしない」
「…なら、いいけど」
私がそういうと、先生は笑顔になって、じゃあ早く出よう!と私の手を取って立ち上がりました。
嬉しそうな先生を見て、これで良かったんだと思いました。 はじめに言ってしまうと、この日はやりませんでした(汚い言葉でごめんなさい)。
でもここから軽く性的な描写があるので、苦手な方や未成年の方は閲覧しないでください。
というか書いても問題ないのでしょうか?
書かない方がいいですか?
ごめんなさい。
意見をいただいてから続きをどう描こうか考えようと思います。
書いてもいいのかわかる方がいればレスをいただけるとありがたいです。 いや、普通に考えて書かないですよね。
すみません。考えすぎました。
でもとりあえず今日はここまでにします。
見ていただいてる方のレスが本当に嬉しいです。
ありがとうございます。 嫌いではない(尊敬している)先輩が結婚する前に、ディズニーランドに会社帰りに行ったことがあるけど...
彼女がディズニー好きだから、仕事関係でもらったパスポートをあげたら
「いっしょに行こう」となっちゃって。
その先輩は学生の頃はどうやら私の事が好きだったらしく、記念デートだったのかなあと思う。
その後、先輩の彼女の友人達に吊し上げられて大変な思いもしたけど、彼女より長いつきあい(友人として)なのに、結婚するといろいろ相手関係とのしがらみ等が発生して面倒だなと感じた。
ただ、彼女(先輩の奥さん)には相当嫌われていたらしく、先輩が事故で亡くなったことも教えてくれないという仕打ちを受けたけど。
私事なのに長文でごめんね。
続きを待ってます。 >>89
ドキドキしながら、最初から読んでます
性的な描写もOKと思いますよ
少なくとも私は、全部読みたいな
続きも楽しみにしてますね! >>91
先輩はきっと最後の最後、貴女と一緒にいる時間が欲しかったんですね。
確かに奥様側の人たちからすれば怒る気持ちも、先輩が亡くなったことを教えたく無かった気持ちもわかります。
でもそれ以上に、その先輩の気持ちがわかってしまいます。とても辛く、難しい問題です。
その方のご冥福をお祈りいたします。
いえ、逆に長文をいただけて嬉しいです!
ありがとうございます。 >>92
ドキドキしていますか?
私は気持ちよくないドキドキを感じながら
この話を書いています(笑)
でもそんな風に感じていただけて嬉しいです。
ならそういう描写もいれて書こうと思います。
ご意見ありがとうございました!
本当は当時を思い出してとても胸が苦しいです。涙も出ます…
でもあなたのレスでまた書く元気がでました。 明日また続きを更新しようと思います。
おやすみなさい。 私は主さんよりも大分年上でおばちゃんだけど、大好きだった子供の担任の先生と同じようなことがありました。
胸の奥がヒリヒリするような思いで読んでいます。
貴女の書き込みを全部読んだら、先生と終わりにしようと思ってます。
頑張って。 >>96
客観的な立場でなら真に愛されてるか愛されてないかがわかるからね >>96
同じような経験をした人に読んでいただけて、さらに私の気持ちに共感をしていただけて嬉しいです。
あなた様が決められたこと、私も応援します。
どんな選択にも後悔はすると思います。
でもあなたの選んだ答えは間違ってないと私は言いたいです。 更新するといったのにできていなくて
ごめんなさい。
今日は早めに書いていきたいと思います。 漫画喫茶を出て車に乗り込みました。
先生は私の手を優しく握ってくれました。
そしてホテルに到着。
中に入ると高級感あふれるホテルになっていて、通路には水が流れていたりと、いろいろ豪華で驚いた記憶があります。
部屋に入るなり、先生はベッドに向かい
そのまま腰掛けました。
隣に行くのは何だか恥ずかしくて、私は隣にあったソファに座りました。
「◯◯◯、何でそっち座るんだよ!」
「ソファに座りたかったの!」
自分でも意味のわからない言い訳をしながら
コートとブーツを脱ぎました。
先生はベッドから立ち上がり、お風呂の方へ行ってしまいました。
私はどうしていいかわからず、キョロキョロと部屋を見渡しました。
ラブホテルって綺麗なんですね。
内装も普通のホテルのような清潔感のある、とても綺麗な部屋でした。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています