明りを暗くしてベッドに入り、二人で横になった。
顔を見つめていると「そんなに見ないでよ」と笑いながら抱きついてくる。
きつく抱き合って激しいキス。
俺の胸にH美の胸が押し付けられる。
タオル越しに乳房の感触を感じつつ、俺はH美の背中に回した左手を下げ、お尻に移動した。
体に巻いたタオルが少しまくれていて、H美のお尻は生の肌が露出している。
少しひんやりしたお尻の肌の感触。そこからさらに手を伸ばしてH美の秘所に触れた。
まだ何もしていないのにH美のそこは既にヌルヌルの液体が溢れていた。

今までに何人の男がH美のここに触れたのだろう。
おそらく最初に触れたのは俺の友人だ。
友人がH美の裸体を最初に見て、最初に裸で抱き合って、H美の処女を奪ったはずだ。
俺の憧れだったH美。友人と二人でいるのを見ると嫉妬で狂いそうだった。
二人の前では平静を装ってはいたが、俺は明らかにH美に恋をしていた。
誰もいない下宿に帰り、H美の体を想像して自慰行為をした回数は数えきれない。

そのH美が、今、全裸にタオルを巻いただけの姿で俺の手の中にいる。
唐突に、学生の時の悔しく切ない感情が鮮明に蘇ってきた。
俺はH美の上になり、タオルをゆっくりと取った。