静かすぎる夜だった 
何もかもが死に絶えたような夜だった
体を吹きぬけてく  
風さえもが音もなくただ流れてた
ボクに許されたのは  ただ一度のくちづけ
キミを悲しませると  わかりきった旅立ち
気持ちだけは連れてく  キミもわかってくれたら
ボクの身勝手にどうか  心を揺らさないで
泣き笑顔のキミが見た 
いつか君に話した
海の向こう側での悲しい現実 
自然の前に立つと  
人類など無力な生き物なんだと・・・
ぬるま湯につかっている  見せかけだけの平和
自分だけが良ければ  他人など知らない
目を閉じ耳をふさぐ  このままで良いのかい
たった一人の正義  振りかざすボクだけど