今回のテーマもアルコールです。アルコールとアルツハイマー病とに関係があると言われていますが、
おそらく疫学的学問の範囲で、アルコールが直接脳細胞を障害している機序は不明ですし、
本当にアミロイドが原因なのか?、に異議を唱える人がまだいます。
しかし定説で話を進めます。今回は中国の資料です。
結果、1日、アルコール量12.5g以下であると、アルツハイマーの危険性は低めます。
むしろ危険性を低下させるとも言われています。
ところが1日量38g以上となるとアルツハイマー病になるリスクは10%上昇するそうです。なお先ほどの6gがリスク最低と云う結果です。
ここに年齢、アルコール多飲歴などの要素が入って来るとまた複雑になるのでやめます。