才能ある人限定 リレー方式ギャルゲーその1
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ルール
・必ず恋愛をする物語であること。
・主人公は男。名前は工藤孝男。
・ 過度なエロ、ホモ、シモは厳禁。
・最初に本文を書き、雑談や意見、ルール追加提起案等を入れたい場合は改行してから書き込む事。
・一人約200文字以内。
・同一IDでの連続投稿は禁止。
・ネタ、荒らしは無視。
・以後、参加者の討議によってルールの変更・改正・追加があった場合はそれに従う事。
タイトル ========『ときめきメモリアル4』========
もえもえ「おにいちゃ〜〜〜ん!!朝だよおおおお。」
うっさいなあ、朝っぱらから。もう少し寝かせてくれよ・・・
俺は布団を深くかぶりなおした。
もえもえ「ううう・・・、お兄ちゃんそんなに私を怒らせたいわけね・・・」
ドダドダドダドダドダ・・・・・・・
階段を勢いよく駆け上がる音が聞こえてくる。 俺はブリーフを脱ぎ捨て臨戦態勢にはいった。
枕元には潤滑油。ぬかりはない。 バタン! 勢いよく戸が開かれた
しかしそこにいたのは見知らぬ男だった 「あなたは……?」
オレはひとまずブリーフをはいた。 見知らぬ男「私の名前は、中村イネ。ミレーユ姫の命を受けて、あなた様をお迎えにまいりました。是非、私どもにお力をお貸しくださいませ。」
ん・・・なんだこの馬面は?いきなり現われて何を言ってるんだ?なんかのネタか?
孝男「えっ・・・どういうことっすか・・・・?」
イネ「はっ、只今私たちが住むきらめき共和国では・・・・」
その話はもえもえの声に遮られた。
もえもえ「おにいちゃ〜〜〜ん、許さないからねえ!くらえええ・・・・・・・・・あれ?・・・ん?この人誰?」 『はっ!』
『…』キョロキョロ
『何だ…夢かよ…』 俺の名前は工藤孝雄。ここきらめき町に住む、ごく普通の高校2年生だ。
勉強は昔はよかったのだが今ではまったくダメ。コンピュータとか絵とか・・・そんな才能もない。
運動神経だけが小さい頃からの俺の取り柄だとおもっていたのだけど・・・。
最近はそれさえも疑わしいものに思えてきた。
・・・・・・まあ、もっとも運動を取ってしまったら終わってる人間になってしまうわけで・・・・・・・
中学校まではずっと野球をやってきていて、チームのエースを張るぐらいの実力を持っていた。
甲子園常連の名門高校からスカウトを貰い、一時は内定していたのだが県大会決勝戦を前に肘を壊してしまい結局コールド負け、推薦も取り消されることになった。
そのおかげで、目標を失った俺は、学力で進学校に進んだものの落ちぶれていき、遅刻があたりまえで授業中は熟睡かマンガの読破。
当然テストはケツから数えたほうが当然早いわけで・・・・・・・・・・・・。かといって生まれてこのかた彼女もできたことがない。 『おにーちゃん、メールだよ〜、私が読んでいい?』
と、ケータイが鳴った。
「またあいつかな…」 その時、玄関からチャイム音が
俺はメールをチェックしつつ応対する為に玄関に
そこで待っていたのは・・・・ 見知らぬ男「私の名前は、中村イネ。ミレーユ姫の命を受けて、あなた様をお迎えにまいりました。是非、私どもにお力をお貸しくださいませ。」
ん・・・なんだこの馬面は?いきなり現われて何を言ってるんだ?なんかのネタか?
孝男「えっ・・・どういうことっすか・・・・?」
イネ「はっ、只今私たちが住むきらめき共和国では・・・・」
その話はもえもえの声に遮られた。 もえもえ「おにぃちゃ〜〜〜ん、許さないからね!くらえ・・・・・・・・・あれ?・・・ん?この人誰?」
孝男(なんだ?この強力なデジャヴュは・・どこかで何かを間違ったのか?)
「はっ!」
キョロキョロ
「また・・・夢か?」 俺の名前は工藤孝雄。ここきらめき島に住む、ごく普通の高校2年生だ。
勉強は昔はよかったのだが今ではまったくダメ。コンピュータとか絵とか・・・そんな才能もない。
運動神経だけが小さい頃からの俺の取り柄だとおもっていたのだけど・・・。
最近はそれさえも疑わしいものに思えてきた。
・・・・・・まあ、もっとも運動を取ってしまったら終わってる人間になってしまうわけで・・・・・・・
中学校まではずっと野球をやってきていて、チームのエースを張るぐらいの実力を持っていた。
甲子園常連の名門高校からスカウトを貰い、一時は内定していたのだが県大会決勝戦を前に肘を壊してしまい結局コールド負け、推薦も取り消されることになった。
そのおかげで、目標を失った俺は、学力で進学校に進んだものの落ちぶれていき、遅刻があたりまえで授業中は熟睡かマンガの読破。
当然テストはケツから数えたほうが当然早いわけで・・・・・・・・・・・・。かといって生まれてこのかた彼女もできたことがない。
だけど、そんな俺にもひとつだけ取り柄がある。 しかしこのきらめき島にはJRが無いので全く役に立たない取り柄である。 昼休みにいつものように学食で時刻表を音読していると、唯一の友人が話しかけてきた。 友人「ヤータカーオサーンオゲンキカー?」
真っ白い歯を剥き出しに、ニカッと笑う。
色黒の肌、痩せ型だけど筋肉質な上半身に張り付いたような、真っ白いぴちぴちのTシャツ。
「なんだ、お前か…」
「ナンダーハナイヨーオタカーオサーン」
剥き出しの歯と満面の笑顔を維持したまま、奴の眉尻だけがちょっと下がる。
「はぁ…」
「タカーオサーンヒドイヨーォ」
「なにが?」
「タカーオサーンイツモコドクワタシカワイソォ」
「あ?」
「ダカラァ」
「ハナシカケテヤッテルヨー?」
「………」
俺は友人というなの仮面をかぶった獣を校舎裏に連れ出した。
友人「タカーオサーンドシッターノ?」
孝雄「おまえは深入りしすぎた。」
友人「ねえねえ、パンティー食う?」
俺は懐からマシンガンを取り出し、友人を蜂の巣にした。
友人「イ、イグッス」
という妄想を頭の奥にしまい込み
「んで、何か用か?」
と聞いた。すると
「タカーオサーン二アイタイユーヒトツレーテキマスタァ!」
そう言って友人の後ろから見知らぬ男が出て来た。
見知らぬ男「私の名前は、中村イネ。ミレーユ姫の命を受けて、あなた様をお迎えにまいりました。是非、私どもにお力をお貸しくださいませ。」 孝雄「ふう・・・・またこいつかよ、なかなか進まないクソマンガだな。」
俺は、今まで読んでたくそマンガを床に放り投げた。
孝雄「さあ、そろそろ学校に行くか。」
俺は、制服に着替え、トーストを銜えながらアパートを出た。
孝雄「雨が降りそうだなぁ…」
そう呟きながら歩いていると前方から男が近づいて来るのを感じた。
孝雄は何となしにその男の顔を見て驚愕した。
孝雄「う、馬面っ!」
その馬面の男は孝雄に近づいて来て、喋りだした。 馬面「乗れっ!」
孝男「はぁっ?」
馬面「急げっ!」
孝男「ち、ちょっ…」
馬面は片手で孝男の襟首をむんずと掴み、ひょいっと持ち上げた。
そのまま孝男を背負う。
孝男「なにすんだよっ!?」
馬面「…来るッ!」
孝男「あ?」
馬面が振り返ったほうに、孝男も視線を送る。
どす黒い雨雲…その一ヶ所が、穴を開けたように晴れ間が差していく…あれは?
馬面「奴がくるっ!」
馬面はぐっとかがみこみ、足腰に力を集中させると、呻くような声で言った。
「しっかり、掴まっていろよ!」 馬面は勢いよく駈け出した。
孝雄「うわああああああ」
馬面の足から生み出されるスピードはゆうに100キロを超えていた。
俺は振り落とされまいと胸にしがみついた。
馬面「キャアアアアアア」
馬面が突然暴れ出す。
孝雄「ちょっ、なんだよ!」
俺は振り落とされまいと必死に抵抗した。
馬面「乗せるのは得意だがしがみつくな!気持ち悪い。」そう言いながら馬面は更に加速した。 >>1は最初からネタスレのつもりだったのか、本気でちゃんとした長編を完成させたかったのか気になるな その時の馬面は、なんだか少し顔を赤らめているように見えた。
孝雄「つーか、馬面!いったいなんなんだよ。まったく意味わかんねーよ!」
俺は普通なら発狂してしまいそうな状況なのにもかかわらず、なぜだか少し冷静でいられた。
馬面「説明は後だ。今は奴から逃げなければいけない。」
孝雄「はあ?奴?いったい何のことだよ。」
俺は後ろを振り返った。 昔もみんなでギャルゲのシナリオを作るスレってのがあってだな…
どうやっても成功しないんだけよ、この手のスレは。 ビゥッーーーッ
強烈な、突風が吹いた。
孝雄「ぐはっ!」
馬面「くっ、あぁっ!」
一瞬にして意識を根こそぎ持っていかれる衝撃―…吹き飛ばされた馬面が、ゴム毬のように路上に数度、身を叩きつけられた後、ぐったりと動かなくなった。
………ん…
朦朧と意識を取り戻す。
ここは…
そこは、真っ白い空間だった。
どこまで続いているのか知れない真っ白い空間。
俺は…死んでしまったのだろうか……?
孝雄「!!」
不意に背後に誰かの気配を感じ、俺はあわてて振り向いた。
見知らぬ男「私の名前は、中村イネ。ミレーユ姫の命を受けて、あなた様をお迎えにまいりました。是非、私どもにお力をお貸しくださいませ。」
>>32
くそレスすんなカス。
てめえのくだらねえ意見どうでもいいからせめて一文だけでも書いていけ。
他人の才能をどうこういうならなおさらだ。
俺は続きを書きたいんだ。
>>1
スレ建てたなら定期的に書き込めよ。お前が盛り上げろ。 マンドクセ…
俺は痛む身体に顔をしかめながら、乾いた喉でその見知らぬ男に問うた。
>>33
書きたいだけならチラ裏でいいだろjk
それに「才能ある人限定」ってキモいスレタイは何だよ。
バカじゃねぇの。 ?『おいっ、起きろ』
『う、うーん?あれ、俺寝てたのか?』
悪友『ああ、お前は100年間眠りについていたんだよ』
『あはは、お前、死んでるじゃん』
悪友『ああ、実は俺、立体映像なんだ』
『マジかよっ!?』 一方その頃宇宙ステーションでは、
「隊長!大量のバルタン星人が地球に向かってやって来ます!!」 隊長「あぁ?どうでもいいよ。放っとけよそんなん!」 しっ、しかし隊ちょ…
ガリガリガリガリガリガリガリガリッ!!
ノートにそれまで書き綴っていった内容のうえに、憎しみを込めて、黒鉛筆の線を走らす。
ありったけの筆圧を込め、ノートが破けそうなほどに。
あらかた気が済み、最後に「クソッタレ」と殴り書きして、鉛筆を置き、僕はうなだれた。
――…ひどいもんだ。
帳面に視線を落としながら、僕は今日のホームルームでの出来事を思い返していた。 >>34
おまえが一番キモイわwwww
すげーチェックしてるしwwwwwキモwww
文句言うなら見に来るなクズ野郎wwww
ああ、もう最高にクソッタレな世界だ
絶望した。惰性のように生きていく毎日に
帰れるのなら帰りたい。毎日のように笑っていたあの日々に。泥だらけになるまで遊び続けたあの日々に
どれくらいたったのだろうか。俺は路上のゴミ置場で目を覚ました
記憶がはっきりとしてくる。そうだ、俺はホームレスだった 目の前を行き去る人々。
汚ならしい身なりをした俺…けど、そんな俺の存在を気にかける奴は、誰もいない。
彼らには俺が見えない。
そういうことになっているのだ。
俺は、そう、あの日のことを思い出した。
断片的に、記憶が甦る。
帰りのホームルーム。文化祭のクラスの出し物は創作劇…脚本。
脚本は?彼が良いと思います!冷やかし…教師の咳払い、あとに続く数人の悪ノリと、全体的な痛い空気、冷笑……
その日、俺の高校生活は終った。 第二章 終焉
部屋中に携帯のアラーム音が響きわたる。
孝雄「はあ、もう朝か・・・・・」
俺はアラーム音を止め、鉛のように重い体を起こす。
>>40
取り柄が一つもないゴミが才能という言葉にファビョッてるだけだろwww
そんなの誰も気にしてねーのに。ゴミには重い言葉のようだなwwww
かわいそうだからほっといてやろうぜ。 俺はいつものように朝食としてトーストとコーヒーを嗜みながら、新聞に目を通した。
なるほど、世間は選挙で盛り上がってるらしい。
もっとも俺には関係のない話なのでさっさと次の記事に移る。
そこに一つ俺の興味を引く記事がった。
孝雄「・・・・・・ん?これは・・・・」
なんときらめき高校の伝説の樹が伐採されるという内容の記事が載っていた。
きらめき高校の伝説の樹というのは
「卒業式の日に、校庭のはずれにある樹(伝説の樹)の下での女の子からの告白で生まれたカップルは永遠に幸せになる」
という伝説を持つ有名な樹のことである。
実は、ひそかにこの俺もある女の子からの告白を狙っている。
みなさん、ネタや荒らしは無視していきましょう。 >>44
迷推理乙www
また、チェックしにきたのかよwwwwwwww そのために、是が非でも伝説の樹が伐採されるわけにはいかない。
孝雄「くっ、まじかよ・・・・」
俺は心底焦った。
このままでは憧れのかよこさんと永遠に幸せになるという夢が台無しだ!
俺は急いで食事済ませ、身支度を整えた。
鏡の前の俺は今日もイケている。
孝雄「最高だぜ。オレ。さあ今日もいこうか。」
俺は、アパートを飛び出し、自家用車のイカ釣りカーに乗り込んだ。
この車は使い込まれた軽バンだが、俺との相性はばっちり。
ちなみに、今日は新学期が始まる日である。
学校の駐車場に着いて、自慢のイカ釣り車から降りると同時に、チャイムが聞こえてきた。
「やべー遅刻だー!」
俺は職員室へ急いだ。
―…俺の名前は工藤孝雄
ここ、きらめき高校の、いち教師だ。
孝雄「すいませーん。遅れちゃいました。みなさん今日も元気にいきましょう!」
俺は空いている適当なデスクの前に座った。
生徒指導「ばかもーーーーーーン!!何してるんだ貴様!生徒が何やっている!さっさと教室に行かんか!」
そう、俺は単なるいち生徒。教師というのは単なる妄想だったようだ。
俺は職員室を出ると自分の教室へと歩き出した。
孝雄「やっぱり免許取って正解だったな…」
そう、この田舎では車やバイクが無いととても不便なのだ。
何しろ通学に自転車で1時間かかるのだ。
孝雄「かよこさんはもう居るのかな?」
そう一人ごちて教室へ入るなり
かよこ「工藤クン!遅刻よ!早く席に着きなさい。」
怒鳴られてしまった。
そう、かよこさんは先生なのだ。 孝雄「細かいことは無しにしよーぜ。かよこさん」
俺はめい一杯の笑顔を作った。
かよこ「もーう、孝雄君ったら。全然細かいことじゃないでしょ。早く席につきなさい。」
孝雄「アハハハハ。」
俺はドキドキしながら席に着いた。
やっぱり、かよこさんはかわいい。
青春真っ盛りな男子というものはこういったごく普通の絡みが大好きなものである。
俺は窓から外を見た。
俺の席は窓側の一番後ろで窓から伝説の樹がよく見える。
おかげで、高校に入学してからは伝説の樹のいろんな姿を見守ることができていた。
その伝説の樹は風に揺られながら、木の葉を揺らしている。
まるで、俺に手を振っているかのようにも思えた。
今度伐採されるなんて夢にも思っていないんだろう。
孝雄「そうだった。のんびりしている暇はなかったんだな。この俺が絶対守って見せるぜ。」
心にそう誓った。
・・・・・HRが終了した。
俺は急いで職員室に向うことにした。 俺は勢いよく職員室の扉を開けた。
孝雄「伝説の樹が切断されるって本当なんですか!?」
職員室にいた教師たちは俺に奇怪な目を向けている。
教頭「なんだまたお前か。少しは落ち着いたらどうだ。」
孝雄「これが、落ち着いていられますか!死活問題です!教頭!答えてください!!!」
教頭「わかったから、ちょっとこっちにこい。」
俺は教頭に連れられて隣の小部屋に入った。
小部屋は線香の匂いで充満していた。
教頭は窓の前に立ち、外を眺めながら話し始めた。
教頭「じゃあ、今から言うからよく聞くんだ。」
ゴクッ・・・・俺は唾をのんだ。
教頭「このウジ虫がwwwwwwバーカバーカwwwwwこの低能wwww虫けらがwwww笑えるぜwwwwwww。
もう伝説の樹が切られることは決まってんのwwwww何しようがむだだおwwwwwwwwwwwwwwww
これでわれらが野球部の室内練習場ができるわいwwwww死ねwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
そう言い残すと、教頭は部屋を出て行った。
俺は教頭のあまりの豹変ぶりにあっけにとられ、しばらくあいた口がふさがらなかった。
窓越しにさす夕日がやけに眩しかった。
職員室をあとにした俺の足は、自然と伝説の樹の下に向かってた。
野球部連中の威勢のいいかけ声がグラウンドから響いている。
伝説の樹に夕方の暖かい風がそよぎ、緑葉を揺らしている。
俺は樹のそばに立ち、手のひらをあててみる。
…この樹の下で、いくつの恋心が、結ばれていったのだろう?
何年も、何年もかけて、幾度も幾度も、「二人の始まり」を見届けてきたのだろう。
「…お疲れさま」
言ってもう一度、古びた巨木をなぜてみる。
―――――
なかなかおにゃのこ登場しませんな(;^_^A いやいや、俺があきらめたらこの木は終わりだ。
諦めるわけにはいかない。
孝雄「おまえは俺が守ってやるからな。」
俺は心に大きな決意を抱いた。
_____________________
女の子以前に主人公ホームレスなるのwww キーンコーンカーンコーン。
学校の鐘が鳴る。
俺は腕時計を見た。
孝雄「げっ、もう帰宅時間かよ・・・・・授業でてねーし・・・・・あっ、そうだ。署名を集めれば伐採は中止になるんじゃないか?」
俺は急いで校門の前に向かった。 行きすがら、鞄からノートを取り出す。「数学」と表されたノートの中身はまっさら、空白だ。
黒マジックで「数学」に横線を引き、「伐採反対著名ノート」と書いた。
(よし、やってやるぞ!)
意気込み、校門に着く。
A「サッカーしようぜ、一緒に国立を目指そう!」
B「いやいや男なら、目指せ甲子園!」
C「テニスしませんかー」
C「…可愛い先輩、いっぱいですょー」
A「くっ…」
B「卑怯な!」
思いがけず校門の辺りは、人だかりで賑わっている。
(そっか、部活やってる連中は、新入生勧誘の時期なんだな)
―――
>>61
あー。そーゆう流れなのか、りょーかいでし こういう光景を見ているとなんだかうらやましく思う。
まあ、部活に入っていない奴特有の感情だが。
孝雄「俺も負けてはいられないな。」
俺は新入生勧誘の輪に入って行った。
孝雄「すいませーん。きらめき高校のシンボルである伝説の樹が切られる計画あります。私はこの生徒の感情を無視した計画に断固反対です。
反対という方は著名を書いてくださーい」
ーーーーーー
マジでホームレス目指すのか? ・・・・・・・・・・・
孝雄「ふう、あんまり集まらなかったな・・・・・部活の勧誘が多いからきついな。」
俺は著名ノートを片手に伝説の樹へ向かった。
俺は伝説の樹に背を掛けて、座り込んだ。
ふと、顔をあげると空が星でいっぱいだった。
「うわあ・・・きれいだなあ。こんなきれいな星空みるのは久しぶりかも。」
・・・・・・・・・・・
日が暮れて、あたりは閑散としだした。
もう学校に残っている生徒は少ないだろう。
孝雄「ふう、今日はあんまり集まらなかったな・・・・・部活の勧誘が多いからきつかったな。」
俺は著名ノートを片手に伝説の樹へ向かった。
孝雄「ゴメン。あんまり成果は良くなかったよ。」
俺は伝説の樹に背を掛けて、座り込んだ。
ふと、顔をあげると空が星でいっぱいだった。
「うわあ・・・きれいだなあ。こんなきれいな星空みるのは久しぶりかも。」
>>66
・同一IDでの連続投稿は禁止。 水滴が顔に当たり、目が覚める。
ゆっくりと瞼を開くと星空が映し出された。
いったいどれくらいの時がたったのだろうか。
孝雄「あ・・・やべっ、寝てしまった。」
???「あら、残念。起きてしまいましたか。」
どこからか声が聞こえる。
それになんだか頭の後ろにふかふかした感触がするような・・・
すると、俺の視界を一つの顔が覆う。
俺は驚き、飛び起きた。
孝雄「うわっ!!」
だが、少々勢いが強すぎたのか、視界を覆う小さな顔にぶつかってしまった。
孝雄「いたっ!」
???「きゃ!」
俺はおでこをさすりながらぶつかった顔を見つめた。
孝雄「え?誰???」
ギャルゲーなので女子投下するぜ!誰かおれの意図を理解してくれ!
???「ごめなさい。驚かしてしまいましたね。」
少女はおでこを擦りながら、舌をだして笑顔を作っていた。
その少女は黒髪の長髪が似合う小顔な美少女だった。
街で会えば誰もが振り返ってしまうだろう。
華奢な体に白いワンピースも似合っていた。
俺は大きく深呼吸して言った。
孝雄「いや、そんなに驚いてないけど。あのう、ここで何してるの?」
意味不明な強がりが少し入ってしまっていた。
少女「孝雄君の顔がかわいかったのでずっと見ていました。」
少女は恥ずかしがる様子もなく、笑顔のまま言った。
俺はその笑顔に少し鼓動が速くなるのを感じた。
あれ?今孝雄って・・・・・・・?
孝雄「あれ?もしかして知り合い?きらめき高校の生徒?」
少女「はい、これ。」
少女は俺にノートを突き出してきた。
少女「ここに名前書いているよ。孝雄くん。」
彼女は笑った。
ノートの端に工藤孝雄としっかり書かれている。
孝雄「あ、伐採反対著名ノートか。忘れてた。」
俺は少女からノートを受け取った。
少女「ねえ?この木の伐採に反対してるの?」
孝雄「ああそうだよ。この木はきらめき高校のシンボルなんだ。いくつもの恋心を結んでくれた伝説の樹なんだよ。」
俺は力強く言った。
孝雄「それだけじゃない。おれが入学してからはこいつにはいつもお世話になっている。悩み事とかもいつも聞いてもらっているんだ。
って、おかしいやつ見たいんだな(笑)それになんかわかんないけど大好きなんだこの木が。」
少女「・・・・・・・ふーん、そうなんだ・・・・・・」
彼女はなんだか嬉しそうだった。
少女「ありがとね。孝雄君。」
孝雄「えっ、なんでお礼?そうか!君もここで卒業式の日に告白するつもりだった?」
少女「ふふ、そうかもね。」
孝雄「そうか、そうか。じゃあ、君も著名に参加してくれよ。」
俺はノートとペンを彼女に差し出す。
少女「うん。わかった。」
少女はノートに名前を書いて、ノートとペンを返してきた。
孝雄「ふーん、大木青葉っていうのか。いい名前だね。」
ノートに彼女の名前がしっかりと刻まれていた。
ポツ・・・ポツ・・・・ノートが水滴でにじむ。
孝雄「ああ・・・・・・・雨か・・・・・そろそろ帰ろうか。遅い時間だし、途中まで送っていくよ。家はどこら辺?」
青葉「いいよ。私はもう少しこの樹を見ていくから。バイバイ。孝雄君」
彼女は俺に向かって手を振った。
孝雄「雨強くなってきてるけど、いいの?かぜ引くよ?それにもうだいぶ遅い時間だし?」
青葉「いいの。私雨慣れてるし。」
俺は良くないと思ったが、二人夜道を帰るのを嫌がってるのだと思い、一人で帰ることにした。
孝雄「そっか、じゃあ帰るよ。青葉ちゃんもあんまり遅くならないようにね。」
俺は彼女に手を振り、その場を離れた。
ザァーーーーーーーーーーーーー
次第に雨が強くなってきた。
俺は駆け足でイカ釣りカーに乗り込んだ。
孝雄「ふうぅ・・・・ひどい雨だな。青葉さんちゃんとかえっただろうなあ。なんか心配だな。」
エンジンをかけ、アクセルを踏み、家路を急いだ。
激しい雨が降りしきる中、田舎道をイカ釣りカーは進む。
孝雄「ホントに酷い雨だなぁ。あの娘、大丈夫なのかな?」
そう思いながらサイドミラーを見た。
孝雄「ん?」
何か見えた気がした。何か白いようなモノが。
街灯も無い田舎道でヘッドライトが通り過ぎた道は真っ暗なはず。
加えてこの雨だ。孝雄はもう一度サイドミラーに目をやる。
孝雄「!」
やはり見えた。しっかりと白いモノが。
そう、それは先ほど見たあのワンピースの様な白…
雨でけぶる視界の中、その白いモノは徐々に大きくなってゆく。
イカ釣りカーは70qは出ているというのに!
ぶるるっと背筋が凍りついた。その時、
?「ねぇ…乗せてよ…」
確かに聞こえた。孝雄はさらにスピードを上げた。
サイドミラーに映る白の割合が大きくなっている気がする。
しかし直視してはならないと本能が告げる。孝雄は必死に目線を逸らす。
雨はざぁっと降ってる。街灯も無い真っ暗な田舎道。
サイドミラーの白"が孝雄の視線に入ってくる!そして…
バッ・・・・・・
白い布がフロントガラスにあたった。
どうやら前の車が窓からポイ捨てをしたらしい。
サイドミラーには雑巾が張り付いていた。
カーステレオからは鈴木蘭ランのオールナイトニッポンがなっていた。
鈴木蘭ラン「いいなあ、私も乗りたーい。乗せてくださいよお。」
孝雄「ちっ、勘弁してくれよ。蘭ラン。」
俺は前の車を煽りながら、家に向かった。
しばらくして、家についた。
俺は早速ミロを作る。
孝雄「一日の終わりはやっぱりミロだよなあ。それにしても、今日はあんまり著名が集まらなかったなあ。明日はもっと頑張るか。」
??「だっけっどきにーなる。こんな気持ちはなぜ・・・・・」
携帯の着うたがなった。こんな時間に誰だ。
ディスプレイには早乙女良雄と表示されていた。
「うぅーん…」
額をおさえてるところをみると、どうやら俺は、この見知らぬ女性に頭突きをかましてしまったらしい。
「ごっごめん!」
とにかく、謝っておく。
「その、だ、大丈夫?」
かなり痛そうにしているので、ぶつかった箇所を恐る恐る見てみると……たんこぶができてる。
(なんてこったい!)
「すぐに冷やさなきゃ」
「んー…大丈夫…」
「とにかく氷、氷、そうだ、保健室に!」
「大丈夫ですから」
慌てふためき保健室に向かおうとする俺のワイシャツの裾を彼女が掴む。
「それにもう学校、閉まっちゃってますから」
顔をあげた彼女と、視線が合う。 ごめん>>69の続き書いたらミスりますた^_^;
>>78スルーしてください (なんだろう?こんな時間に)
電話に出る。
「どうしたんですか、店長、こんな時間に」
早乙女さんは、俺がバイトしているコンビニの店長だ。
「いいか工藤、俺が学生の頃は…」が口癖で、結構過去の思い出にしがみついている感がある…が、基本とてもいい人だ。
情報収集癖があり、特に身の回りの女性のそれに異常なまでの関心を持っている…が、それは店長の才能でもあるようで
早乙女店長のマーケティング分析能力はかなりのもので、本社の人間にも高く評価されていると、人づてに聞いたことがある
…が、それは別にどうでもいい話。
ちなみに俺の携帯のアドレスに店長の名前がフルネームで入っているのは
頼みもしないのに、店長が自分で勝手に入れたからだ。
良雄「あのな、工藤…」 孝雄「はい?」
良雄「今さっき店内に車が突っ込んで来てな、店滅茶苦茶なんだよ。
だから当分バイト無しな。それとちょっと片付けを手伝ってくんないか?」 『手伝い?ヤダヨ』
あぁ、だめだ。ムラムラしてきた。早く家に帰りたい 「帰ってオナヌーしたひのよ」って思いながらミロ啜ったとこで、ここがウチだってことに気づく。
「あー相当疲れてんなぁー…」
布団に入ったら、速攻眠気が襲ってきたので、寝た。 ・・・・・・・・・・・・
「・・・・・・・・・い、・・・・・・おいっ!」
だんだん良雄の声が大きくなる。。
「聞いてるのか孝雄!」
「ああ、悪い。疲れてんのかな。最近妙な妄想が頭に浮かんでしまうんだ。」
「おいおい、冗談は良雄ちゃんだぜえ。」
良雄はよくこの手のギャグを使う。
「ところでお前、今週の日曜暇か?一緒に遊園地行かないか?」
「はあ?頭でもおかしくなったか。誰がお前なんかと遊園地に行きたがるんだよ。じゃあな。」
「まてまてまて。おれだっておまえなんかと一緒に行きたくなんかねーよ。違うよ。デートだよ。ダブル・・プープープー・・」
おれは勢いよく電話を切った。
何か言いかけていたが、俺の知るところではなかった。
少なくとも俺たち二人の間ではこの手の掛け合いがよくおこなわれる。
『ん…朝か』朝から俺は、とても心地良い感覚に満たされていた。なるほど。と、パンツの黄ばんだシミを見て確信する
『さて、と。今日はどうするかね…』 しかし、そういえば今日はあまり署名が集まらなかった。
孝雄「明日はもう少しがんばってみるか。」
俺はもう少し効率のよい署名の集める方法を考えながら、深い眠りについていった。
カーテンの隙間からこぼれる光が目を差し、目が覚める。
朝からスズメたちの心地よい合唱が俺を迎えてくれる。
昔と違い、最近では珍しいことなので得した気分になった。
そういえばいつからだろう、自分にとって当たり前だったものが当たり前ではなくなり、それが当たり前になったのは。
脳裏に伝説の樹が浮かぶ。
孝雄「バカか、俺は。」
俺は朝の支度を急いだ。 支度を終えた俺は、いつものようにアパートを飛び出し、自家用車のイカ釣りカーに乗り込んだ。
俺はとてもムカついた…が、ガキどもの中にひとり、とても可憐で可愛らしい少女がいて、俺はひとめでトキメいてしまった。
「っせーなてめぇらホントはこのイカ釣り車が珍しすぎて、羨ましいんだろ?」
『っなわけねーだろバーーーカっwww』
「乗ってみたいんなら乗せてやるよ、おめーら」
『っなわけねーだろバーーーカっwww』
俺はガキどもの罵声を無視して、彼女に問いかけた。
「君は?乗るかい?」
問われ、顔をあげた彼女(やはりハンパない美少女だった。小学生くらいだけど)は、しばらく考えてから、言った。
『乗せて?』
「いいよ、乗りな」
『うんっ!』
彼女を乗せて、イカ釣り車を発車させる。
多少ムカついたが、そのままスルーして学校への道を急いだ。
ガキにはこのセンスがわからないのだろう。
学校まで約1キロといったところで急に車のエンジンが止まった。
何度かアクセルを回してみたものも、うんともすんとも言わない。
孝雄「ああ、こりゃだめそうだな。よりによって今かよ。遅刻決定だな。」
俺はすぐにジャフに電話をした。
約30分後に来てくれるらしい。
俺はたばこに火をつけて一服した。
こういう30分は妙に長く感じる。
才能ある人限定スレのはずなのに、才能無い文章ばかりなのはなんで? コンコン・・・窓を叩く音が聞こえる。
俺は気にせず、たばこを堪能した。
なに事も焦るのはよくない。
バンバン・・・・
(しかし、署名を朝から集めれなかったのは痛いな。かよこさんの印象も悪くなるし、踏んだり蹴ったりだぜ。)
俺はカーステレオからラジオを流す。
新学期がどうのこうのという話で盛り上がっているようだ。
ゴンゴンゴンゴン・・・・・・・
孝雄「なんか、聞こえが悪いな。」
俺はボリュームをあげて、携帯のメールチェックをした。
???「ちょっとおお!」
車がへこむような強烈な音が聞こえる。
イカ釣りカーに強烈なけりが飛んできたようだ。
俺は横に目をやり、言い放った。
孝雄「やめろ!愛車に何をする!」
>>93
そんなの信じてるのはお前みたいな低脳だけだよ。
>>1がすでにネタだからな。
もえもえという名前と題名でふざけているのがわかる。 「…うをっッ!!?」
イカ釣り車の助手席側の窓辺りから、物凄い形相をした女がこちらを睨み付け、車を拳でばんばん叩いている。
『開けなさいよっ…開けろーッ!』
「やっ、やめろ、やめてくれー!」
ば、化け物だ!…俺は恐ろしいながらも、愛車かわいさから、懇願した。
ってるのよ…ってるのよ…
女は、なにか同じ言葉を連呼している。
俺は勇気を振り絞り、聞き返してみる。
「な、なんだって?」
『スカートの裾が、ドアに挟まってるのよぁ−−−ッ!』
恐ろしい形相の女は、よくみると、さっきのガキどものなかにいた美少女だった。 ???「ちょっと!シカトかましてんじゃないわよ!」
孝雄「うっせえ!俺の大切なイカ釣り車に何しやがる!」
???「こんなボロボロな車なんか今更何したって変わらないわよ!さっさと買い変えなさい!」
孝雄「お前みたいなセンスのない女にはこの車の良さがわかんねーんだよ!」
このやかましく横で吠えているのは同じきらめき高校に通う西園寺由亜(さいおんじゆあ)だ。
とても男勝りで凶暴。俺の知る限り、もっとも礼儀がなってない女だ。
1、2年と同じクラスだったせいか、なにかと俺に絡んでくる。
由亜「そんなセンスわかりたくもないわよ。ところであんたこんなところで何やってんのよ?もう完全に遅刻の時間よ?」
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