>>294
(続き)
医師は中指を寧々の膣口に当てがい、3センチ程までゆっくりと挿し入れた。
そのまま指の腹で膣壁をマッサージしながら、人差し指を添え、じわじわと奥へと指先を進めていく。
予想した辺りで子宮口を押し上げられ、寧々は熱い呼吸を吐き出した。膣壁のマッサージをしながら医師が呟く。
「子宮の状態を検査しますからね、リラックスしていて下さい。」
指が引き抜かれ、器具が膣口に当てがわれた。金属ではなさそうだ。
子宮口の寸前まで挿し入れられた合成樹脂のクスコで、ジリジリと膣壁が拡張され、寧々は息を詰まらせた。4センチ程まで膣壁を拡げられ、クスコはゴムバンドで抜け落ちぬように固定される。
突然、寧々の内部に温かなものが吹き付けられた。
医師が洗浄器具のノズルで生殖器にお湯を吹き付け始めたのである。
先端を覗かせた陰核に、充血した花弁に、剥き出しの子宮口まで熱い液体で撫で上げられ、寧々は足乗せ台のベルトを軋ませ悶えた。