だから「螺旋」だっての
何回も何回も(グスタフのことも含めて)永遠に同じことばかりループで繰り返され続けてる状態なんだよ
仮にグスタフ殺しても、またべつの何かの要因で同じことが繰り返されてしまう
グスタフを殺せば解放されるだろうなんて馬鹿でも真っ先に思いつくことを、
マルチナが過去の自分の時にすでに実行していない訳がない

殺しても駄目なら気絶させて来させない
 → 反応装置を使う時にグスタフを間に合わせないようにすればいいんじゃね?

で実行=実験してみた結果、結局ラストで「”また”なの?」となってしまったのが「今回の場合だった」という訳で
そして失敗したらまた次のティーナにそれを託し続けるループ

だからグスタフを始末しようとしまいと結局無駄(同じ結果になるだけ)だってマルチナはとっくに知ってるんだよ
だから別の、他に自分自身の運命の螺旋を紐解く「解法」がないか永遠に、あーでもないこーでもないと実験しつづけてる
それが結局マルチナ・ティーナ・ステラドヴィッチ=究極のエゴイストってこと

間違っては駄目なのは、失敗したのは、あくまで「今回は失敗してしまった」というだけのこと
今回もマルチナはまた失敗 → 次のティーナにそれを委ねる、
という流れを永遠に繰り返し続けながらけっして諦めず「(永遠に)挑戦しつづける」って言ってるわけだ