今までの話を見てきて、AI画像生成を実際に使おうとしている人はいなかったので(Kontentsuさん、kuraudさん、全面的禁止に賛成した方も多分使うつもりないだろう換算)、
私も当面は全面禁止で不都合ないと思いました。

2i9さんが不安を感じる点、natlさんjudaさんやさこてんさんがデメリットが大きいと感じる点、私も共感できました。
それはルールを作る根拠として十分なものだと、私は思います。
話し合いの中でそれらが払拭できれば違ってくるとは思うのですが、AI画像生成は新しい技術で先のことを見通しづらく、
多くの人が納得するような考えに至ることは、なかなか難しいのではないかなと思います。

この「多くの人が納得するような考えに至ることが難しい」ことが、共同制作におけるAI画像生成の問題点の1つだと思いました。
もしも、AI画像生成の利用を部分的にしろ全面的にしろ認めるならば、何らかのルールを設けなければならないと思うのですが、
このとき、多くの人が納得するようなルールを作るのが難しいということが予想されます。

例えば、素材利用ルールでは「ツクラーの自作素材」の利用に関する意思表示が可能とされています。
ここで言う「ツクラーの自作素材」が「ツクラーが著作権を持っている素材」と解釈するなら、著作権の議論は避けて通れません。
kuraudさんが言う通り「AIが全て描いた画像は著作権が発生しない」と考える人もいるかもしれませんし、
AIに与える命令が創作的であるなら著作権は発生すると考える人もいるかもしれません。
画像を選別する過程が創作的ならば著作権が発生すると考える人もいるかもしれません。
この程度の差によって「素材利用ルール」によって守られる範囲が変わるため、考え方の違いで損をしたり得をしたりする不平等なルールになってしまいます。
これを解決して、多くの人が納得できるような結論に導くことは、法律の専門家であっても今は難しいのではと思います。

私たちが今まで当たり前に共有していた価値観が通用しない問題だと思いますので、少しずつ色々な問題を解決していければいいなと思います。
そのためにはどうしても時間が必要になりますので、一旦ここは全面禁止にしても良いと思います。