>>853
西の空に明けの明星が輝く時、一つの光が宇宙へ飛んでいく…それが乙なんだよ…

【SCP-026-JP 現代のハイヌウェレ】The SCP foundation
日本人の10代の少女で、能力を凄くわかりやすく言うなら
「排泄物が体外に出た瞬間、調理済みの料理になる」というもの。
彼女の涙や尿、血液は何らかの飲料水に、
吐瀉物や糞便、体組織の摘出は個体の料理になる。
しかも何故かご丁寧に食器までセットでついてくる。
ただし彼女の健康状態によってその食事の質は大幅に変化し、
一般的な風邪などであれば不味いだけで済むが、
生命の危機が生じている場合は、何十人も死者を出すような劇毒物が生まれる危険性もある。

概要だけでうわぁ…と思うだろうが、報告書は1人の狂った博士によって
更にうわぁ…と声が出るようなオチを迎える。勿論別の意味で。

ちなみにハイヌウェレとはインドネシアのヴェマーレ族の神話に登場する女神であり、
彼女の大便は宝物に、その死体からは様々な種類の芋が発生したという。
このような、神の排泄物から食物が生まれるとする神話はアジアを中心に幅広く存在し、
それらをまとめてハイヌウェレ型神話と分類している。
日本神話のオオゲツヒメやワクムスビなども、ハイヌウェレ型神話と言われている。