>>878
【Jackass】
元はとあるスケートボード雑誌の投稿ネタとして送られてきた「護身用具の効き目を自分の体で試してみた」というネタ
スプレーやスタンガン、テーザー銃の一撃を浴びて悶えるバカに関心して「こいつは売れるぜ」と考えた編集達は、同じ様なバカを寄り集め
MTVと呼ばれる局で「まともな大人なら絶対にやらない、バカによるバカの為の番組」を発足、それがJackassであった

バカ共がやらかすなんの信条もないバカ騒ぎは瞬く間にバカ受けし、気が付けばMTVの看板番組に
しかし「絶対に家庭で真似をするな、こいつらはバカだが(一応)スタントマンだ」という注意書きを無視して、それを真似する連中が続出
そして死亡事故も出た事で、この番組は終わりを迎える事となる

が、番組は終わってもシリーズが終わる訳では無く
「これ以上過激な事をやりつつ、文句が出ない場所は映画しかない」と言う事でパラマウントの手で映画化
「今年最も不快でバカな映画」「基地外から基地外へと捧げた映画」という評価?を頂いたその映画は
対費用効果としては異常なまでの売り上げを叩き出しすぐに続編の話が出る事に、現在までに1、2、2.5(DVD作品)、3、3.5(DVD作品)と番外編のジジイ編と6つの映画が作られた


当然、それに出演してたバカ共も「ただのバカ」「ピエロ崩れの薬中」「デブのトラック運転手」から全員大金を手にして、地位も得た偉大なバカ共に早変わり
これにあやかりたいとアメリカのみならず、各国でこいつらの二番煎じをやろうという連中が続出した

しかし、このJackassのメンバーが持つ「こいつらが持つ最も優れた取り柄」と言われる、見てて不快でも面白い事と、ただ不快なだけの事のバランスを見切る事が難しく
結局こいつらの後釜に収まれるようなユニットは登場せずに終わった
多くのアメリカ人は「大量の糞を詰め込んだ仮設トイレを逆バンジーでブッ飛ばし中の奴をクソ塗れに、しかも3Dで映画館の皆に飛び散るクソを体感してもらおう」というのは笑えても
「ケツの穴にマリファナ詰め込んで密輸してみたwwww」「とりあえず指を切除してみるわwww」なんてものでは笑えなかったのである


なお、日本で受けない理由としては、芸人の松本人志が
「痛めつける芸でもこいつらは結局のところ望んで自分を痛めつけてるから駄目、日本人相手なら嫌がってる奴をイジメて痛めつけないと受けないから」と評していた