次はストロンガーやるのかな。
アレは前半は昭和ライダーでも屈指のトンチキ展開連発してくるから、耐えられる人少なさそう

【すがやみつる版仮面ライダーストロンガー】
原典を大幅に逸脱こそしないが、グロ残虐鬱展開を自重しないのが、
ゲームセンターあらしでお馴染みすがやみつる先生のライダーコミカライズなのだが、
この作品に限っては、城茂の出自がTV版とは根本的に異なっている。

孤児であった城茂は、謎の組織によってあらゆる戦闘技術を叩き込まれた工作員として育てられたが、
友人となった同僚と共に脱走。しかし、同僚は追手の銃弾によって死亡してしまう。
その時、謎の円盤が飛来して組織の追手は壊滅!茂はその円盤によって連れ去られ、
そこで新たな奇械人の素体として改造手術を受ける事に……。
って具合に茂を育てた謎の組織とブラックサタンが別の組織なのである。それ別にする意味あったんですか?

また、友人は組織が探し求めていた金塊の隠し場所の地図を持っており、
それを受け継いだ茂は、タックルが一刻も早く逃げようと言っているのに、こんなことを言い出す。
「俺はあらゆる戦闘訓練を受けてきた。そして同時に悟ったのは、戦うには金がいるということだ!
 ブラックサタンは強大な組織だ。そいつらと戦うためには、金塊を手に入れて武器を持つしかないんだ!」
こんなこと大真面目に言い出す正義の味方初めて見たわ!
その後、ブラックサタンも金塊の存在を知り、二人の改造人間とブラックサタンの金塊争奪戦が始まる。
結局のところ、金塊は無事にストロンガーが手に入れ、
「ブラックサタン、俺は戦うぞ!改造電気人間の力と、この金塊で!」という格好悪い台詞で第一話は終わる。

なお、この金塊は今後二度と出てきません。
ついでに、友人は死の間際に、生き別れた妹のことを茂に託すのだが、
この妹も今後一切出てきません。