巨大戦艦ヘカトンケイル
デュグラディグドゥとスターゲイザーが先史文明のデータを利用して現文明で製造した巨大兵器。
巨体ゆえの無数の武装と莫大なエネルギーを持ち、それに加えてゴルンノヴァ等の能力を複合した機能を持つチップを保有している。
なお、デュグラディグドゥの戦闘ユニットとして建造されたため自我は無い。

スレイヤーズとの関連

遺失宇宙船の船名の元とされる神話の『闇を撒くものデュグラディグドゥ』などの名前は、同じ作者のスレイヤーズにも異世界の魔王の名前として登場する。
スレイヤーズ世界から見た異世界がロスト・ユニバース世界とも取れる。
しかし、原作5巻にて遺失宇宙船の船名は伝説にちなんだ命名に過ぎないと説明されている他、
原作者の神坂一は「基本的には別々の作品」と述べており、「(世界同士の繋がりは)ほとんど無い」「なんとなく響きがいいので使ってみただけ」といったような内容の発言をしている。

その一方で、スレイヤーズのテレビアニメ3作目であるスレイヤーズTRYでは意図的に関連を匂わせている感がある。
そもそもTRY以降のスレイヤーズのテレビアニメは原作のスレイヤーズとはパラレルであるのだし、好きに解釈してみるのもいいのではないだろうか。