>>878
【ジョーカー】仮面ライダー剣
52の動物達を代表する不死の怪物「アンデッド」が、次の地球を支配する覇権を巡って争うバトルファイトにおいて、
そのどれにも該当しない、モチーフの存在しないアンデッド(メタ的なモチーフはカミキリムシだが)。
バトルファイトで最終的にジョーカーが勝利する(他のアンデッドが封印されジョーカーのみの状態になる)と、
バトルファイトの決着がつかなかったと見なされ、ダークローチというゴキ……モチーフの存在しない戦闘員怪人が無数に生み出され、
地球の全てを破壊し尽くすというとんでもない設定を持っている。

作中におけるジョーカーは、仮面ライダーカリスこと相川始の正体であり、
共に戦ってきた剣崎一真達は、仲間である始を犠牲にするか否かの選択を迫られ、
涙ながらにジョーカーを封印した場合が劇場版の世界に続くのだが、
本編においては、剣崎が13のスペードスートアンデッドとの融合係数を限界まで引き上げた事で
自らもジョーカーと化し、ジョーカーが2体いるのでバトルファイトは永遠に終わらず、
互いに戦い合うことを避けるため、永遠に離れ離れになる……という結末を迎えた。
ただ、ジョーカー含む全てのアンデッドが封印された劇場版の世界においては、
緊急事態として亜種であるアルビノジョーカーが覚醒し、こちらは他のアンデッドの封印を解く事を目的としている。
(その後、巨大邪神14の力を悪用して自分が地球を支配しようとしたのは何かよくわからんが)

なお、「世界にアンデッドがジョーカー一人になった場合、世界が破滅する」というのは
剣の世界に限らないらしく、後の「仮面戦隊ゴライダー」において、剣崎がゲームの世界を訪れた際は、
そのゲームの世界にアンデッドが剣崎ただ一人という状況になったため、やっぱり崩壊した。
……その場合、元の剣の世界も、アンデッドが始一人になるからヤバいんじゃないの?