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【キリスト教においての自殺】
元々自殺禁止とはなっておらず、4世紀頃には所謂殉教者が非常に多かった。
その為当時の教皇がなんとかせにゃと、自著の本で「聖書では自殺を禁じている
と受け取れる(意訳)」という一文を載せ禁止させた。そこから下って6世紀頃には
自殺者は破門という宣告や、神学者が「自殺は罪である」という解釈がなされたこと
自殺=地獄行きというイメージが確定した。

その後時代は更に下って17世紀頃になると、「聖書には自殺禁止と書かれていない。
解釈違いだ」という批判や、「自殺は罪なのに他人を殺す死刑や戦争は正当化されるのか」
という批判も出てきているが、自殺=罪という見方が大多数を占めている。

因みに、発祥した場所が同じイスラム・ユダヤ教では教義レベルで自殺禁止と明言されており、
イスラム原理主義者による自爆テロ等は「民間人にした場合は地獄へ行く」という解釈がされている。