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【クリーマーの爪/炎】 天空のエスカフローネ
そんな作中世界「ガイア」に革命を起こしたザイバッハ帝国の量産機「アルセイデス」「オレアデス」の装備する武器
前腕部に充填された形状記憶型の液体金属であり、常時はこれをカギ爪型に変化させての格闘を行うほか、
高熱で熱して射出することで火炎弾としても機能する
それまでのガイメレフはあくまで歩兵の鎧の延長線上にある存在であり、まして一騎一騎が
国の技術の粋を集めた決戦兵器でもあったため、自然と「剣や槍による一騎打ち」を前提とした設計となっていたところを
この兵器は「暗器」「射撃武器」という掟破りで打破している
つまり、ザイバッハはその生産力だけでなく、不意打ちを可能とする飛行能力、ステルス能力に加え
この武器の搭載を持って「ガイメレフ」という兵器そのものの概念を塗り替えたと言える
ちなみにこの充填された可燃性の高い金属のために、撃破時の衝撃で機体が炎に包まれてしまうという
安全性軽視の一面もある…が、そもそも一方的な蹂躙を前提にした機体なので撃破時をあまり想定していないのだろう