>>101
そんな悪趣味な例じゃなくても、自分を曲げられない真面目な娘が様々な要因で追い詰められて
端から見ると自分の尊厳を自分で破壊する様な行動に走ってしまう例は割とある印象
【攻略対象の眼鏡っ娘ヒロイン】エロゲ、ギャルゲ
性格や状況はそれぞれ違えど概ねそんな感じのシナリオになる事が多い(偏見)
そこから主人公の誠実さに触れて自分を取り戻し、晴れて結ばれるまでの流れは一種の様式美すらある
【フィーニス・ソキウス】VSアストレイ
本来はナチュラルに対する服従遺伝子を持った連合産コーディネーターであるソキウスシリーズの中で
唯一それを持たずに誕生した「最後(フィーニス)」の名を持つライブラリアン所属のソキウス

性格も他のソキウスと異なり好戦的な快楽主義者で、破壊と暴力を楽しんでいたが
ライブラリアンの手でカーボンヒューマンとしてある意味蘇ったギナの随伴者を務める様になって
凱への復讐の為だけに人間である事を率先して止めていくギナを見続けていく内に、いつしか物理的な
破壊には全く楽しみを覚えなくなっていた。そこで自問自答した結果、自分の意思を持ってあらゆる意味で
壊れていくギナの有り様こそが究極の破壊であるという結論に達し、一番楽しいそれを見続けたいので
ライブラリアン崩壊後もギナに付き合う形で色々歪んではいるが彼もまた「戦友(ソキウス)」となった

他人の不幸(尊厳破壊)は蜜の味というのは現実だと口にしたら悪趣味だけど、創作だと話作りやすいよね