>>190

借金(債務)は、貸借対照表の負債の部に計上するものです。
HIV感染者は、定期的に通院交通費、診察費、血液検査費、薬代などを負担します。
これらの費用は、年間いくら掛かるということが事前に確定していて
一生涯負担し続けること(死亡するまでエンドレスであること)が確定しているという点で、通常の費用とは異なる特別な費用です。
このように予め相当先の分まで負担すること及びその金額を確定できる特別の費用については
これを借金(負債)と捉え、貸借対照表の負担の部に計上して差し支えありません。
このような特別費用を、貸借対照表の負債の部に計上した場合、
それが誤りであると結論付けた判例や先例、若しくは、財務省、法務省、税務署等からの正式な回答又は通達があるのであれば、貴方の指摘が正しいと解する余地はありますが
それがないのであれば
HIV感染者の負担する費用は、債務ではないとする貴方の見解は
単に貴方の見解でしかなく、貴方の見解が正しいと判断することはできません。