同性婚について積極的に反対はしなけど、あまり推進したいとは思わない。
同性婚以外にも、様々なパートナーシップ制度によって、事実上同性婚と同様の状況になれば良いのだが、
同性婚が法制化されたから、パートナーシップは不要と言われると、同性婚の悪影響と感じる。
多くのゲイは、同性婚という高いハードルよりも、保険、医療、税制、在留資格等における
パートナーとしての扱いを希望している。
多くのゲイは家族や職場にカミングアウトしていない。だから同性婚という制度を利用するのはごく一部。
逆にパートナーシップなどで個別的な場面における取扱いの方がハードルが低い。
立派な(しかし使いにくい)同性婚制度が導入されて、簡易だが使いやすいパートナーシップ制度の充実が
おろそかになると、実は弊害の方が多い。

因みに異性愛者の場合、結婚すれば諸々の優遇はあるが、未婚のパートナーというだけでは、
はやり恩恵は受けられない。