2021.1.21. #たとえ自分が片手間の詩人であっても
アメリカの大統領にバイデン氏が就任した。そしてレディー・ガガが
国歌を斉唱し、22歳の詩人・アマンダ・ゴーマンが詩を
読んだ。欧米では詩を尊ぶ流れがあるのに、日本はどう
だろう。誰かの発言なり気持ちの表明をやゆして「ポエム」と
言うことが多々ある。自分は詩というものがそのような捉え方に
されてしまうことがとても心苦しいのである。だからそのような
風潮にはこれからも強く抗う。

前述のアマンダ・ゴーマンはインタビューで「詩は社会を変える
ための道具であり、最も政治的なアートの一つです。なぜなら詩は
言葉を爆発させ、不安定にするから。そうやって現状維持する力を
押し戻すのです。詩は私にとって、本当のことを伝えるものなのです」
と語っていた(1/21ハフポの記事より)

自分はどうだろう?自分は谷川俊太郎御大や金子みすゞさんや
最果タヒさんのようでは全くない。参考にすることはあるけれど、
日本だと自分が書いているような詩は疎まれる。「左翼がー」ないし
冷笑もあるだろう。何度も表明しているが、自分はファンタジーや
フィクションの詩は書けなくなってしまった。スラム向けの詩を書いて
いくのは難しいけれど、彼女のようなスタンスで詩を書いていく
ことができたら、自分の詩も雰囲気が変わるのだろうか。

成宮アイコさんやiidabiiくんのような叫びのある詩が書ければ
自分もいいんだろうな。けれど日本はルックスとスキル重視だから、
自分の詩は疎まれるけれど、書かなくちゃいけないんだよな。
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