梅毒の第2期および第3期に現れる梅毒性の脳膜炎。
第2期の場合は発熱,意識混濁,せん妄など急性の
脳炎症状が強く出現し,第3期になると,ほかに痴呆
などの精神症状が強く現れ,正常な思考ができなくなる。
血液,脳脊髄液のワッセルマン反応陽性,脳脊髄液の
細胞増加などがみられる。完治は期待できない場合が多い。