>>500
自分のかかりつけ医なんで出典は差し控えるね


風邪をひいたときに、「味がしない」「いつもと味がちがう」と感じたことはありませんか?
味覚は舌だけで感じているイメージが強いかもしれませんが、実は、においや見た目といった他の五感(視覚、聴覚、触覚、嗅覚)も味覚に密接に関連しています。

風邪をひいた時は炎症などで鼻の機能が低下していることがあり、五感のバランスが崩れてしまうことで味覚異常が起きています。


『通常、風邪の回復とともに1週間程で味覚障害も治ります。』


長引く場合は、別の病気が原因の可能性がありますので、耳鼻咽喉科を受診しましょう。

風邪が悪化するにつれて味覚が変化した場合、「鼻づまり」によって嗅覚が低下したことが関係しているかもしれません。無関係に思えるかもしれませんが、実は、嗅覚は味覚に深くかかわっているためです。

舌がとらえた味覚とともに、鼻の神経は食品の匂いを識別して、脳へその刺激を伝達します。
味覚と嗅覚から得たふたつの情報から、脳が「風味」を認識するというわけです。
塩味、甘味、酸味などは嗅覚がなくても認識できますが、複雑な風味を味わうには、嗅覚が欠かせません。

ウイルス性の風邪に感染すると、鼻の内側を覆う粘膜である「嗅上皮」が萎縮したり、炎症を起こすことがあります。
嗅上皮には匂いを感知する「嗅覚受容器」があるため、嗅上皮の炎症が嗅覚障害の原因となってしまいます。