こちら関西やけど、午前中のラジオで桂なんこうが岡田の離婚騒動にかこつけて
閉店ガラガラは、あんなのは芸でも何でもない子供にはうけるやろうけど、大人のものではないと
大声で批判をしていた。

ある意味、さんまへの批判に通じてはいるとは思うけど、僕の見解としては違うやろうなと
思う、これは芸人が使うギャグでこれを否定してしまうと芸人そのものが成立しない。
落語のように師匠について同じ話を朝から晩まで繰り返し練習して、同じ話を延々と繰り返せば
表現は上手くはなるやろうけど、関心が無ければあほみたいなことをやっているなと
言うことになる。立場や見方によって180度変わる、それぞれの手法が有りそれぞれの
ファンがいる。芸を深くやればやるほどこうしたことの理解が深まるはずやとは思うのやけど
南こうはほとんど進化が無いと思う。だから落語も荒い。

お笑い芸人は一つのギャグに拘らない、次から次へと生みだし閉店ガラガラもその流れの中の
一つにしか過ぎない。

そして、さんまは閉店ガラガラをパロディー化して、その中でそれぞれの芸人の特徴、セールスポイントを
瞬発力として発揮するように仕向けている。

ギャグには落語のようにストリー性はない、その面から見ればなんこうには子供の遊びのように
見えるのやろうけど、所詮、娯楽は感性や、こうした大きな部分を否定するなんこうに
芸を語る資格はないやろうね。