柔らかな唇、
そっと触れる優しい手、
静寂の中に漏れるため息。

最初から最後まで無言で、
ほほえみだけが絶えなくて、
シーツの音がやたら大きく響いた。

年上なのにかわいくて、
最高に愛しくて、
好きになりたくないのに、
と困った。