―メイド喫茶経験が役立ったことは?

お正月の祇園花月の辻本兄さん週の舞台袖で「実はメイド喫茶で働いてて…」と話してたら、兄さん
が「なんやねん、メイド喫茶で働いてるって。俺の娘やったら絶対許さんわ」。その直後の本番で「お
前メイドらしいことせえ」ってアドリブで言われて、「ひえ〜〜っ!?」ってなって。
(いきなり?)
そうなんです。「人質に取られて、悲鳴上げるメイドっぽいことせえ」って振られて。ほんまにアド
リブやったんですが、そこでメイドキャラをやったら、パーンってお客さんに笑ってもらえて。次の
週から、ぶりっ子キャラというのが、もう台本に入ってたんですよ。
(早っ!)
メイドは、なかなかお芝居に組み込むのが難しいから、ニュアンス変わって、ぶりっ子で。こんなす
ぐに反映されるんや、って。