>>383続き)

ここで考えたいのは、これは別に「社員に積極性がない!」とかそういう話ではなくて、
人間性の問題では決してなくて、
「会社」という仕組みが、社員の「活動予算の捻出」という部分の思考を停止させている…という話です。

時代が猛スピードで変わっていく中、追い討ちをかけるように、
コロナによって毎日ルール変更がおこなわれます。
「まん防」なんて3ヶ月前の僕らは知りませんでした。

時代チェンジや、コロナによるルール変更は、キャッシュポイント(収益を生む機会)をダイレクトに襲います。
昨日までコンスタントに生み出せていた売り上げが、突然「ゼロ」になる。
先輩方が築き挙げてきた盤石の集客&集金装置が、ある日、突然、機能不全を起こす。
僕らは今、そんな世界に住んでいます。

この世界を「既存の仕組みの会社」で乗りこなすのは、
(無理ではありませんが)なかなかハードルが高そうです。
 
少しエグい表現になりますが、今、前に進むチームのメンバー1人1人が持ち合わせておかなくちゃいけないのは、
「活動予算は自分で作る」という前提と、「お金(活動予算)になるモノを見逃さない嗅覚」だと思います。
「経営者」と呼ばれる人たちが持ち合わせている能力です。

自分に決定権がある自分のオフィスに、「売れるのに、売っていない作品」があれば、
100人が100人、迷わずに売って、活動予算に充てると思うんですね。

理想論ですが、会社は「理念」を共有し、部署ごとに業務提携をして、
ディズニーランドとオリエンタルランドのような関係を会社と社員間で築けたら最高です。

若手社員と呑んでいる時に、
「プペルの権利をガッツリ握って、独立して、自分の会社を作った方がよくね?」
と彼らを頻繁にそそのかしています。
#そそのかすな