>>940続き)

言い方を変えると、「理解する力」というのは「理解力・読解力」で、
「リアクションする力」というのは、「相槌力・人たらし力」ですね。
 
「【理解する力】と【リアクションする力】のどちらかを持っていればいい」というわけではなくて、
どちらも持っていないと厳しいと思います。
 
「理解する力」が無い人というのは、何度説明しても「そんなこと言ってねぇじゃん」の連続で、
これは皆さんも経験されたことありますよね? 
これって、「理解できない人」というよりも、「感情先行で、理解しようとしない人」というケースが多い。
「先入観に毒される人」ですね。
 
こういう人は、まもなく話しかけられなくなります。 
「そんなに理解する気がないのなら、どうぞ一人でやってください」といった感じで、
人が離れていくんですね。 
 
次に、「リアクションする力」ですが、これは本当にメチャクチャ大事で、
説明をした時に、「…あ、はい」と無愛想に返す人と、
「なるほど!わかりました!」と明るく返す人と、どちらに話しかけたいか?
というと、当然、後者ですよね?
 
で、優秀な人って、ちゃんとリアクションするんですね。 
「なるほど!」とか「いいですね!」とか「確かに!」とか、
「ごめんなさい。ここが分からないです」とか、「そこに関しては、僕は違う考えです」とか…

とにかく相手の意見に対して、まずは「賛成」なのか「反対」なのか、
「賛成で、理解した」のか、「賛成だけど、もうちょっと説明が欲しい」のか。 
ここをちゃんと相手に伝える人と、そうでない人がいる。