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『否定するなら、対案を出せ』も、ほどほどに
2021年10月30日

今日は「『否定をするなら対案を出せ』はほどほどに」というテーマでお話ししたいと思います。
 
散々、擦られているテーマだと思うので、ちょっと実例を交えてお話ししたいと思います。
 
よく「否定をするなら対案を出せ」と言われるじゃないですか?
 
これって、是か比か?0か100か?で議論できるテーマじゃないと思っていて、
僕自身、「否定するなら、対案を出してよ」と思うこともあるのですが、
一方で、「対案を持たない限り否定しちゃいけない会議って、厳しすぎるよな」と思ったりもします。
 
つまり「時と場合による」というところなのですが、
じゃあ、僕自身、どういう時に「否定するなら対案を出せ」と思っちゃうか?を考えてみたのですが、
結構、「理屈」じゃなくて、「感情」が発動した時が多いような気がします。
 
簡単にいうと「ムカついた時」です。
 
こちらが提案したアイデアに対して「それは良くない!」と言われるのと、
こちらが提案したアイデアに対して
「ごめんなさい。かといって対案は思いついていないのですが、
その方向に進めない方がイイ気がします」
と言われるのとでは、結果的にどちらも否定しているのですが、
後者に対しては「対案を出せっ!」という気持ちは湧かない。
むしろ、「なるほど。じゃあ、他の可能性を探ってみよう」と、
“一緒に対案を出す方向”に向かいますよね。