>>931続き)

実は、数日前から、新刊『ゴミ人間』のインタビュー動画をYouTube上にアップしています。
コチラ、お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、
背景のモニターに『映画 えんとつ町のプペル』の映像を流しているんですね。
で、「この動画に写り込んでいる映像を観て、映画を観たくなりました!」
という声が結構届いているんです。
CM効果はあるんです。ただ、「映画館で観たくなりました」という声は届いていません。

話はここからで……
次に僕は(先日もお伝えしたとおり)少し大きめのスクリーンの前で受けた
インタビューの動画を出そうと思っています。
映画『えんとつ町のプペル』の映像の前に人間を立たせることで、
映像のスケール感を伝えることが狙いです。
もし、ここで「映画館で観たくなりました」「映画館に行きたくなりました」という声が届いたら、
この【二手目】が効いたということになります。

ただ、ポイントは「二手目が効いたかどうかは、
比較対照としての一手目があるから判断できる」という点で、
効かなかった一手目には意味があるんですね。

世間の皆様は目に見えた成果が上がらないチャレンジを「失敗」と呼びますが、
そこからはキチンとデータを頂戴しているので、失敗でも何でもないです。
これは全てのチャレンジにおいて同じことが言えるので、なんとなく覚えておいてください。
西野は今、こんな細かいテストを高速で繰り返しております。

(終わり)