>>15続き)

「僕一人がギャースカ叫んだところで、どうにもならんだろ」という声もあるかもしれませんが…
だとしても、自分のところに遊びに来てくれる子供達の顔を見ていると、叫ばずにはいられない。

というか、ここでキチンと話しておかないと、大人になった彼らに
「なんで言ってくれなかったの?」と怒られそうなので、ちょっと腰を据えてやろうかな、と。


■昔の日本も『腐るお金』で経済を回していた!?

そんなこんなで、今、あらためて「お金」の勉強をしているんですけども、
お金について学べば学ぶほど、「お金の作り方」とかよりも、「お金の歴史」に興味の針が触れちゃうんです。

で、昨日は、「ゴールドマンサックス」という、お金のプロチームで働かれていた方と、
意見交換会めいたものを2時間ぐらいやったのですが、途中、『えんとつ町のプペル』の話になったんです。

「えんとつ町」というのは、時間が経てば経つほど価値が減っていく『腐るお金』を守る為に作られた町なんですね。
時間が経てば経つほど価値が減っていくから、皆、結構、積極的に『腐るお金』を使って、
経済が元気よく回るのですが、その話をさせていただいた時に、ゴールドマンサックスの方から
「昔の日本もそんなノリですよね」と言われたんです。
「だって、米も、そのうち腐るので」と。

たしかに言われてみたらそりゃそうですよね。
そこから、「そもそも米の賞味期限ってどれぐらいなんだろう?」という興味が湧いて、
色々と調べてみると、米って野菜と同じように「生鮮食品」扱いなんです。
劣化のスピードは遅いとはいえ、缶詰のように何年間も保存できるものではないんですね。