>>242続き)

プペル歌舞伎のS席の話もしたっけな?
「『3万円の席があるおかげで、『3000円の席』を作ることができている』という。

高価格帯の商品を出した時に、それを買わない人が「高い!高い!」と批判することがあるけれど、それって、
「年収10億円の人と、年収300万円の人の税金を(累進課税じゃなくて)一律にしろ!」
と言っているようなもので、それによって苦しむのが誰か考えた方がいいよ…という話をしたところ、
「結局、金稼ぎの話かよ」というコメントがチョコチョコ飛んできて、「あちゃー」となりました。

この話って、「こうやったら稼げますよ」という話じゃなくて、
「こういう風に料金を設定すると、優しい世界になりますよ」という話なんですけども、
ただ、それが伝わっていない。

…こういう場面って、よく見かけませんか?


■理解しようとしない人は情報を仕入れる気がない人

日本だと「お金」の話が絡んできた時に、この現象が起きがちなのですが、
「お金」の話以外でも、この現象は起きていて…、昨日、僕のお友達がFacebookで
「Web3やメタバースなどの新しいテクノロジーは、理解しようとしない人達への説明は無理だと思う」
と書いていて、まったくその通りだなぁと思いました。

「理解できる・理解できない」の前に、もう最初から理解するつもりがないんですね。

たぶん、皆さんの周りでも、そういう方いらっしゃると思います。
頭が良い悪いとかじゃなくて、もう最初から「聞かない!」と決めている人。

これって本当に危ないなぁと思っていて、それこそ大昔から「情報」には価値があったわけじゃないですか?
「あっちに行くと、水が沸いてるぞ」的な。
「こういう風にすると、米ができるぞ」的な。