https://news.yahoo.co.jp/articles/0f1d781870e2f691882fcf5b5e929cc9b5d488


(↓『FRIDAY』2022年3月18日号より
取材・文:ライター・カルロス矢吹)
 
■器用芸人ツクロークンが明かす「もう中学生とのその後」

「ゴースト告発騒動」は解決せず、裁判へ

「『もう中学生』さんとの和解はありません。裁判を起こすことにしました」

こう語るのは吉本興業所属のお笑い芸人・ツクロークン(48)だ。

〈僕をゴーストにしたもう中学生を告発する〉。そんな物騒なタイトルと共に、1月13日発売の「週刊文春」で人気芸人『もう中学生』(39)を後輩芸人のツクロークンが告発した。

『もう中』の小道具のほとんどは、『もう中』の指示に基づいてツクロークンが製作。ツクロークンは製作者を明らかにするよう再三求めたが、拒否されている、という内容だった。

このニュースに先輩芸人がこぞって反応、同じ吉本興業所属のパンサー向井慧だけでなく、他事務所であるエレキコミックや片桐仁までそれぞれのラジオ番組でこの件に言及していた。
実はツクロークン、お笑いの小道具製作専門家として、業界内では広くその名が知られている存在なのだ。

「これまでパンサーさん、はんにゃさん、おかずクラブなどのコントの小道具を製作してきました。製作数は小さい物も含めたら、1000点は超えていると思います。材料費も含めてギャラはちゃんともらっていますが、作ったら本人たちに渡してしまうので、ほとんど僕の手元に作品は残っていないんですけどね」

そう語るツクロークンだが、芸人になるまでとくに美術関係の勉強をしたことはないという。なぜ、小道具製作をするようになったのか。


「『もう中』さんと同期のミルククラウンさん(’13年に解散)のライブのために、ポストを作ったのが最初だったんですよ。その日の朝、作家さんに呼ばれて夢中で作ったら、よくできてるって評判になって。他の人からも頼まれるようになったんです。最初の頃に作った物は、今思うと恥ずかしいデキばかりなんですけど。『もう中』さんから個人的に製作依頼を受けるようになったのもそれからです」

※文字数オーバーのため次レスに続く