>>127続き)

そのためには資金調達が必要になってくるのですが、
立ち上げの時と違って、調達する額も増えるし、何より、投資家からの目が厳しくなるんです。
「ちゃんと売り上げは出るの?」
「どこでお金を作るの?」
みたいな具体的な球がバンバン投げられるんです。

「熱い想い」だけでは、突破できない壁ですね。
ちゃんと、数字で示していかなくちゃいけない。

■リスナーさんから提案がバンバンあがる文化が生まれたら、優しくて最高

個人的には、Voicyがこの壁と向き合っているのはメチャクチャ面白いと思っていて…というのも、
ぶっちゃけ、今、皆さん、当たり前のように無料で聴いているじゃないですか?

僕の番組は、今の時期は「弁護士の白土ようこサン」がスポンサーで入ってくださっているので、
収益化できていますが、こういった一社提供のスポンサーが付いていないと、
基本的にはVoicyは収益化できないんですね。

今のところVoicyさんって、スタッフさんがせっせと作ったサービスを、
無料で提供してくれている「ただただイイ人達」なんです。

これ、リスナーさんからすると「あざす!」ですが…
当然、投資家というのはリターンを求めますから、それは許さないんですね。

なので、Voicyさん的には、どこかで売り上げを作っていかなくちゃいけないんです。

でもって僕は、この問題を運営サイドだけに背負わせるのではなくて、
リスナーさんも、この問題に対して向き合った方がイイ…というか、
一緒に考えて、応援してあげた方がイイと思っています。
「自分達の場所をどう守っていくか?」という話なので、他人事じゃないんです。