>>347続き)

詳しくは、昨日のプレミアムリスナー『白熱教室』をお聴きいただきたいのですが
(※ちなみに、プレミアムリスナーはアプリとブラウザの両方から登録できるのですが、
 ブラウザから登録した方が安いです。くれぐれも)、
いずれにせよ、「NFT」は時代のキーワードとして、どうやら無視できないものになってきました。

ここで、「俺はNFTとか関係ないし」とか「私にはブロックチェーンなんて関係ない」と言い張るのは、
「俺、ガラケー派だから」という謎のポジションをとって、その後、見事に絶滅したあの人達と
同じ道を辿ることになるので、それこそ現代を生きる上でのドレスコードとして、
その知識・選択肢は持ち合わせていた方がいいと思います。

ていうか、こういうのは、どのみち勉強することになるんだから、早めに勉強しておいた方が得ですよね。
「勉強量を増やせ」と言っているわけではなくて、
「どうせ勉強するんだったら、早めに勉強しとけ。それだけでポジションがとれるから」という話です。

■デジタルデータを販売すれば、制作費をペイできる

さて。このNFTもそうですが、今、様々な技術によって、
「これまで売ることができなかったもの」が売れるようになっています。
このことを知っているのと、知らないのとでは、生命力に大きく違いが出てくる。

たとえば、昨日、僕らはデジタルデータをサクッと販売できる「elu」というサービス上で、
新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のバックドロップ幕のデータを10個限定で販売したんです。
「バックドロップ幕」というのはステージセットの一番奥にある背景の絵のことです。

ここは絶対に見落としちゃダメだと思うのですが、ステージセットって、基本、データ化しているんですね。
大きな幕に直接、筆で絵を描いているわけじゃなくて、パソコン上で絵を描いて、
それを大きな幕にプリントアウトしてます。
セットにしたって、図面は、まず「データ」におこしている。