>>527続き)

[22:13]
で、真っ白になっちゃったんです。梶原さんの頭の中。
なので本編、マジで何の用意もしていない話がこっから1時間半始まるんですけれども、
用意してなかったからすげーイイなと思ったのが、けっこう本質的な話になってんですよ。
19の時に、仲悪かった時に、僕はこんな事を考えていたんだみたいな、
そっからの話が、もう僕もう死んだんですよ。舞台上でもう、笑いすぎて。

要は19の時の梶原くんは……僕は22年間一緒にいて昨日初めて聞いたんですけど、
西野に認められたくて、西野に無理やり合わせてたんだって話があって。
僕そんなこと知らないから、「気が合うなぁこの人」と思ってやってたんですけど、
そうじゃなくて、認められたくて、ずっと背伸びしてたんだって。

だから、この西野の激しいノリとかも、面白がって、「あぁ〜、それオモロイなぁ」とか言ってたけど、
ホントは内心、ヒヤヒヤしてたし、怖かったしみたいな(笑)。
もうぉホホホホッ……(笑)、そん時のね、話がもうムチャクチャ面白いですよ。
僕はもうゲッラゲラ笑って、ステージ上で転げ回って笑ったんですよ。アハハハハハハ……!(笑)

[27:55]
梶原さんには、当日の朝というか夜中ですね。
「明日漫才する?」みたいなこと言って、「えーっ」ってなったんですけど、
で、そっから急いでネタ書いて、で、梶原さんにLINEでネタ送って。明日これやろうって……(笑)。
なんだそれ、なんでお前、当日ネタ送ってんだよって話なんですけど。アハハ……。

それ、一見ね、ヒドい感じもするんですけど、それぐらいでいいなと思ったんです。
逆にそれぐらいじゃないと、ガチガチに作り込んできたものは、見てられないなと思ったので。

つまり、まだフワフワしてるって状態で出てって、センターマイクの前で作りもって、
漫才をするっていうぐらいが…アドリブも入れつつ漫才をやるっていうぐらいが、
その前の1時間半ぐらいのフリートークとの落差があんまりなくていいんだろうなと思って。
なのでアドリブ入れまくったんで、2〜3回ガッツリスベってるんですけれども。カカカカッ……(笑)。