>>602続き)

誰かに迷惑がかかるということは、自分にも、ダメージがある。
つまり、「お尻を叩かれている状態」なわけですね。
これは、結構、簡単にやれちゃいます。

ここまでの話は全員が理解できると思います。
大切な話はここからです。

■『時間管理のマトリクス』の実行難易度

これは、「7つの習慣」とかに書かれている有名な『時間管理のマトリクス』ですが、
僕らがやるアクションを一度「重要」と「緊急」で分けてみます。

縦軸を「重要」、横軸を「緊急」にして、上に行けば行くほと「重要」で、
“左”に行けば行くほど「緊急」である4象限です。
(※右ではありません。左です)

そうすると、左上が「重要で、緊急」、右上が「重要で、緊急じゃない」、
左下が「重要じゃないけど、緊急」、右下が「重要じゃないし、緊急でもない」となると思います。

この時、それぞれの実行の難易度はいかほどか?

一番簡単なのは右下の「重要じゃないし、緊急でもないこと」だと思います。
テレビを見たり、ベッドでゴロゴロしたりするのって、簡単ですよね。
これらを「実行」するには、「頑張り」というものが必要ない。

次に簡単なのは、左下の「重要じゃないけど、緊急なこと」です。
多くの人がやっている「無意味な会議」とかです。
これ、簡単なんですよ。時間通りに会議に出ればいいだけなんで。
そして「会議に出ない」という選択肢は無いので、何かに打ち勝つエネルギーも必要ない。