国崎はダウンタウンやとんねるず、ビートたけしなどのテレビスターに憧れ、中学時代にはテツandトモに憧れた。ランジャタイの芸風は当時観ていた香港映画の『霊幻道士』、『学校へ行こう!』(TBS、1997年 - 2005年)のコーナー「未成年の主張」や「癒やし系ミュージシャン」のOK伊東の影響が大きい。また芸人を志すきっかけは、中学時代に観に行ったサンミュージック主催のお笑いライブで三拍子のネタが爆発的にウケていたのを目撃し、前日に訪れた東京ディズニーランドを超える楽しさを経験したことである。

伊藤もダウンタウンに憧れ、またラジオが好きで『ナインティナインのオールナイトニッポン』が芸人を志すきっかけになった。

共にNSC東京校12期出身(2006年入学)同士で、同校在学中に知り合う。入学2日目に伊藤が“鳥取の怪童”を名乗り「お前、面白いんか〜?」などと同期生数十人に絡み続け、ただ1人「うん面白いよ〜」と答えたのが国崎でこれをきっかけに仲良くなった。ネタ見せの授業には参加せず観る側だった。伊藤が、授業中に和気藹々としていた同期らに対して「お前ら、ここは仲良しクラブじゃないんだよ!」と叫んだことによりわずか2〜3か月ほどでNSC退学を言い渡される。それを回避するべく西大井駅周辺の街でゴミ拾いをして国崎も手伝ったが覆らず、伊藤はそのまま退学。ゴミ袋を両手に持って泣きながらNSCを去る伊藤を面白いと思った国崎は、コンビを組むため伊藤の後を追いかける形でNSCを自主退学。

2007年に現在のコンビを結成。コンビ名の由来は天下人だけが切り取ることを許された香木・蘭奢待で、「天下を獲りたい」という伊藤の願いからきている。伊藤は当初周りには響きで付けたと話しており、相方・国崎はコンビを組んで4年後に本当の意味を知らされた。