>>357続き)

で、三つ目の山が去年の秋ぐらいから、今年の春先にかけて盛り上がった
PFP(SNSのプロフィール画像)の山ですね。
これは、皆さんも、Twitterのプロフィール画像なんかで馴染みがあるかと思います。
 
これらの盛り上がりは今はすっかり落ち着いて、
アメリカでも全然「NFTなんて詐欺だー」という人はいるのですが、
先日のパネルディスカッションでは「NFT」という手段が相変わらず注目されていて、
「投機筋が抜けた」という結論であって、「NFTが終わった」という結論にはなっていませんでした。
むしろ皆、ものすごくNFTに可能性を感じていました。

これは僕もまったく同感で、「投機筋向けのNFTが長持ちしない」ということは、
この1~2年で証明されたわけで、そこには全く興味がなくて、
部屋にフィギュアを並べる時のような「自己満足のニーズ」と、
あとはやっぱり「手段」としての可能性はものすごく感じています。
 
今回登壇したメンバーや、そこに集まったお客さんは皆そんな感じで、
そこで話に上がったのが『IP(知的財産権)とコミュニティー』です。
 
「これから世界で戦おうと思った時に、この二つを持ってないと話にならないよね」
というのが参加者全員の総意で…そして日本人にとっては少し耳の痛い話をすると、
「日本人ってコミュニティーをナメすぎている」という話にもなりました。
「もう『個の時代』なんてとっくに終わっているのに、日本だと2022年になってもまだ言っている人がいるし、
まだまだガンガン個人プレーに走っちゃうキライがある」と。
 
「日本で『コミュニティー』とか言ったら、詐欺師扱いされるよ」と日本の現状をお伝えすると、
皆さん、「何故だ?」「じゃあ、どうやって生きていくつもりなんだ?」と大爆笑してました。
ホントにそのとおりだと思います。