>>678続き)

ブロードウェイに持っていくことを一つの目標にしていますが、
べつに「ブロードウェイでやっている作品を、他の国でやっちゃいけない」というルールはないわけで、
『映画 えんとつ町のプペル』のように、いろんな国で上演されるといいなぁと思っております。
もちろん日本でも。

その時の運用方法は2つあります。

①『自分達で運用していく』
②『権利を売って、運用してもらう』

です。

①であろうと、②であろうと、キチンとクオリティーコントロールをしておけば、
「他人に運用を任せたから、品質が落ちた」みたいなことはありません。
『映画 えんとつ町のプペル』の英語版が良い例で、僕が現場に入っていない、
「英語版」の評判はベラボーに良いです。

なので、クオリティー面の心配はしていないのですが、それとは別の話で、
「②の可能性を残しておく」ということと向き合わなきゃいけません。
②は、降って湧いてくる話ではなくて、やっぱりキチンと仕掛けていかなきゃいけないんですね。

その時、「関係者に、今回の日本公演を観に来てもらう(※購入の検討をしてもらう)」というのが
メチャクチャ重要になってくるのですが、こればっかりは「人脈」がモノを言う部分で、
「頑張り」だけではどうにもならない部分なのです。

つまり、若干23歳の若造には、まだまだ難しかったりもします。

なので、舞台の演出もしながら、そちらの作業(※関係者に声をかける)も同時にやらなきゃいけなくて、
最近は、仕事で御一緒させていただいた関係者さんに「観に来てね」とお声がけさせてもろてます。