>>695続き)

えー……まぁ、ご存じの方もいらっしゃるかとは思いますが、
11月の1日に起きたですね、NFT詐欺の被害に遭われた方に向けて、僕なりの対応、
「こういう事をさせていただきますねー」という発表をしたいと思います。
今日の内容っていうのはやっぱり、NFT詐欺の被害をですね、一件でも減らすために、
出来るだけ多くの方にシェアしていただけると嬉しいです。

で! 本題に入る前に、NFTを触る上でね、
すっごくすっごく重要な道徳というかスタンスを共有しておきたいと思います。
ここ本当に大事なんです。

あのー…何かって言うとですね。
このあと僕はですね、詐欺被害に遭われた方に向けて、「こういう対応をさせていただきます」っていう、
ある種ですね、詐欺保障の話をさせていただくんですけども、
これはですね、「イレギュラーである」っていう事をまずは共有しておきたいです。

あのー…Web2の世界ではですね、何かサービスを受けて、
それによって損をこうむるような事があればですね、
サービス提供者が謝罪をして、それなりの保証をするっていうのが当たり前です。
例えば…そうだな、今年の夏にあったKDDIの大規模通信障害で、確か…えーと、あれいくらだっけなぁ?
一人200円ぐらいのですね、お詫び返金っていうのがあったと思うんですけども、まぁあんな感じで。

Web2の世界はですね、中央集権型で、最後の最後の責任は、中央が取らなきゃいけなかった。
中央はそれと引き換えに、「中抜き」っていう大きな取り分があった。これがWeb2ですよね。
で、それに対してですね、非・中央集権であるWeb3がカウンターカルチャーとして生まれて、
で、「中抜きされるのはムカつくんで、もう自分たちで全部やっちゃおうぜ」っていう声を上げたわけです。

なので、NFTっていうのはどこまで行っても、自己責任なんですね。
で、これは僕が責任を取りたくないから言ってるわけでは決して無くてですね、
みんなで「中央を排除して自己責任の未来を作ろうぜ、自律分散型組織を作ろうぜ」って言った以上は、
そこはですね、自分たちで背負わなきゃいけないと思っています。