>>88続き)

悔しかったこと、
歯が立たなかったこと、
自分が弱かったこと……
心に残っている大小様々な傷を一つずつ並べて、そして、
「子供達が夢を見られる世界になりますように」という祈りを込めて作ったのが、
『映画 えんとつ町のプペル』だ。

「西野が透けて見えた」という感想をくださった方も少なくない。
そりゃそうだ。僕の身に実際に起きた話を書いたんだもの。
僕の夢に賛同したことが原因で殴られた友達もいる。
それも実際にあった話だ。

だけど、それがあったから『映画 えんとつ町のプペル』が生まれた。
皮肉な話だけど。

でも、作品に落とし込めたことで、いろんな気持ちが成仏された。
「お笑い」と一緒だ。不幸の方が面白い。


恐ろしいことに、今、書いているのは「前置き」です。
長くなっちゃってゴメンなさい。想いが溢れているんだと思う。
いいかげん本題に入ります。。