>>111続き)

ところが、え~……ですね。
「すんごい盛り上がってるらしいけどアイツのこと好きじゃないから観ない」
っていう判断をするクリエイターさんって、結構いるんです。
「俺アイツ嫌いだから! あーゆーの嫌いだから観ないよ」って判断をするクリエイターさんって結構いるんですよ。
そこに自分の好みとか、感情を持ち込んでしまう。

当然、それは学びの量が減るわけですから、そういう人っていうのは圧倒的に成長が遅いし、
何よりですね、古いです! 古いな~! って思っちゃう。

それこそさぁ……えんとつ町の踊るハロウィンナイト。…とかって、これ当然好き嫌いあると思うんですね。
絶対あるじゃないですか、そんな作……イベントもさ、このイベントが好き・このイベントが苦手みたいなのが、絶対ある。
えんとつ町の踊るハロウィンナイトもご多分に漏れずね、好き嫌いが絶対あると思うんです。

だ・け・ど・もぉ、えんとつ町の踊るハロウィンナイトって、出演者を公表していないのに、
1万2千枚だか3千枚のチケットが即完してね? で、大人料金が5千5百円。中学生以下550円、未就学児無料。
……というですね、1億ウン千万円の制作費を掛けた大盆踊り大会があると。
出演者は350名、スタッフは900名。その大トリを飾るのは、生成AIから始まったバンドザウルスでしょ?
それが大変な評判を呼んで、オンライン配信がスタートして1日でオンラインチケットが早くも1万枚売れたと。

これだけの事実が並んでいる中、クリエイターや表現者を名乗る人たちが、
この祭りをチェックしないっていうのは、もうあり得ない! と思っていて。
……いやっ、日本に住んでいて、ここをチェックしていないって、僕、全然あり得ないと思っていて。

いや僕なら、そんな文化を、そんなエンタメのビジネスモデルを、どうやって作ったのって、“必ず”チェックします。
その仕掛け人が、僕が大っキライな人であってもです。大っキライな人であっても。
もうその事実、今言った事実がもう、6つ7つ並んでる時点で、それは一体どうやって仕掛けたんだっていうのは、
絶対チェックします。絶対調べ上げる。