https://salon.jp/articles/nishino/s/29awDzT4str
(※一年前のサロン記事)

DAO村の人達(日本のWeb3界隈)は、エンタメシーンの「権利」をもう少し勉強した方がいい
投稿日:2022.11.09

おはようございます。
「◯◯年ぶりとなる天体ショー」というワードを毎年聞いているような気がしているキングコング西野です。

さて。今日は、『DAO村の人達(日本のWeb3界隈)は、エンタメシーンの「権利」をもう少し勉強した方がいい』
というテーマで、結構ゴリゴリの話をしたいと思います。
さっそく本題です。

■ボトルジョージの二次創作

今朝、タラタラと生配信(Voicy)をしていたら、リスナーさんから
「チムニータウンDAOで『ボトル・ジョージ』(※西野が現在制作中のショートアニメーション)の
二次創作の話になってます!」
という報告を受けました。

僕はDAOには参加していないので、中で起きていることは、スタッフ(なな)から聞く以外のことは
何も知らないのですが、まぁ、タイトルを聞けば、そこでのやりとりは容易に想像できます(笑)

これまでのNFTの売り上げで『ボトルジョージ』を買って(=ボトルジョージの制作費を出して)、
『ボトルジョージ』の権利を握る…というところから始まった話だと思うのですが、そこで起きているのは、
「Web3なんだから、二次創作を自由にさせろ~!」派と、 
「いやいや、二次創作を解放してしまうと、変なモノが出来上がっちゃって、
作品の信用が落ちるかもしれないじゃん」派の議論でしょう。

どちらも正義ですが、この議論をするなら「(自分達が)どこまで行きたいのか?」を明確にした方がいいと思います。