>>219続き)

僕が絵本『えんとつ町のプペル』の二次創作をフリーにしたのに、
映画『えんとつ町のプペル』の二次創作(商用利用)をフリーにしていない理由は、まさにそれです。

世界のエンタメシーンは既得権益だらけで、びっくりするぐらい村社会だということを知って、
打ち手を選んだ方がいい。 
「Web3なんだから、二次創作を自由にさせろ~!」は結構ですが、それをした瞬間に叶わない夢が発生します。

いろんなやり方があってイイと思うのですが、僕的に一番面白いなぁと思っているのは…
ウチの母ちゃんでも知っている世界的なIPを作り上げて(メジャーシーンで活躍させて)、
「そのIPを生み出したコミュニティー」という感じで、コミュニティーのブランド価値を上げて、
「そのコミュニティーが次に仕掛けるプロジェクトは何だ?」という感じで注目を集め、
そこでマネタイズした方が、取り分が大きいと思います。

チムニータウンDAOだと、今、「CHIMNEY TOWN Landscape」でそれがやれていると思うのですが、
やっぱり、あれ(「AIで描いた絵が売れる」という現象)は『えんとつ町のプペル』という(結構誰でも知っている)IPの
信用(人気?)が根元にある。

費やしたコストの回収なんて一番最後でよくて、米アカデミー賞をとって、ハイブランドとコラボなんかをした後に、
「あれは僕らが仕掛けましてん。ちなみに、次に僕らが仕掛けるのは…」が一番取り分がデカい。

くれぐれも『分散型』を否定しているわけではありません。
世界のエンタメ村のエグいルールをキチンと学んで、絶好のタイミングで分散することをオススメします。

現場からは以上でーす。