>>387続き)

寄付のNFTのデザインを『コイン』にした、もう一つの理由ですが(※実はコッチの理由の方が人間っぽくて好き)…

今でも観光地(国内外問わず)に行くと『記念コイン』が売っているんですね。
巨大なレバーを「ガシャコン!」と引けば、その日の日付けをコインに刻印できる、あのアナログな機械と共に。
仕事柄、子供と遊ぶ機会が多いのですが、彼らに「お前、最近、何買った?」と聞くと、
そこそこの割合で『記念コイン』という答えが出てきます。
#動物園に行った時に買ったりするそうです

『マインクラフト』だの『フォートナイト』だの言っている時代なのに、『記念コイン』のニーズは全然死んでいなくて、
こうなってくると、「イイ感じのコインを持っておきたい」というのは人間(とくに僕のようなアホ男子)の
本能的な(逆らうことができない)欲求なのかもしれません。

「食べようと思ってなかったのに、目の前に『韓国のり』があったら、とりあえず食べる」みたいな。
#もっと良い例えがあるに違いない

そんなこんなで寄付NFTのデザインは『記念コイン』になりました。

■寄付NFTの販売方法

ここからは、寄付NFTの販売方法についてお話しします。
たとえば、「誰の売り上げになって、誰が税金を払うの?」という問題や、
「このスタッフさんは『円』でお給料で稼働してもらっているし…」という問題なとがあって、NFTを取り扱うからといって、
「NFTの売り上げの全てをDAOに貯めておく」というのは(少なくとも日本の法律では)筋が通りません。

そのあたりをキチンと理解して、DAOと株式会社の棲み分け(役割分担)をしていった方がいいなぁと思っているのですが……

昨日チラッとお話しした『絵本寄付』や『映画チケット寄付』に関しては、CHIMNEYTOWNのオンラインショップで
「絵本を寄付できる権」を販売して(※つまり、CHIMNEYTOWNの商品として『円』で販売して)、
「寄付したことを証明するNFT(記念コイン)」を購入者さんにお贈りするのが良い落としどころなのかなぁと思っています。